見たことある?パイロットらが機内で仮眠をとるクルー専用ベッド
あこがれの職業であるパイロットやフライト・アテンダント。しかし、長時間の飛行は神経も身体も疲れ切るものだ。
そんな長時間フライトを乗り切るための、クルー専用のスペースが飛行機にあるのをご存じだろうか。
飛行機内のクルー専用ベッド
トラベルアナリストのザック・グリフ氏は9月28日、一般乗客が足を踏み入れられない飛行機のある場所をInstagramに投稿した。
それがこちらだ。
お世辞にも快適とは言えないベッドが2つ並んでいる。間を仕切るカーテンは分厚いため、プライベートは確保されるそうだ。
カプセルホテルをさらに簡易にしたようなこの空間は、実はクルー専用のベッドだという。よく見るとシートベルトがある。
クルー専用ベッドは一般乗客の“上”に
11月13日には、アメリカン航空のボーイング787にあるクルー専用ベッドの場所を動画で紹介している。
動画によると、従業員のみが立ち入れるエリアの扉を開けるとはしごのような階段があり、登ったところに6つのベッドが設置されている。つまり、クルー専用ベッドは一般乗客の頭上に位置しているようだ。
もしもの時のための酸素ボンベや緊急連絡を受けるための電話機もあり、リラックスするスペースというよりも、最低限体を休めるためのスペースという印象を受ける。
華やかな世界のように思えるパイロットやフライト・アテンダントたちだが、なかなか厳しい環境で、サービスを提供してくれているようだ。(了)
アイキャッチ画像出典元:Grant Harder/Flickr