キングコブラと対峙したマレーシアの兵士が素手で勝利
鎌首をもたげて威嚇するキングコブラに、一人の兵士が手ぶらで近づき、魔術のような技で捕まえてしまうという動画が話題になっている。
兵士 v.s. キングコブラ
7月4日にインスタグラムに投稿された1分ほどの動画には、キングコブラと対峙する、迷彩服を着た兵士が映っている。投稿コメントにはこう書かれている。
道の真ん中にいるこのヘビは、ただのヘビではなく、キングコブラだ。そして兵士の方は、こちらもただの兵士でなく、様々な技を持った人だ。
世界最大の毒蛇といわれるキングコブラは、全長が3mほど。興奮したり敵を威嚇したりするときは鎌首を高くもたげることで知られている。Wikipediaによれば、一咬みで注入される毒の量が多いため、現地では「象をも咬み殺す」と言われているそう。
投稿者についてはsegak_berseragamというアカウント名しかわかっておらず、撮影された場所も不明だが、海外メディアによれば、兵士はマレーシア陸軍兵であるとのこと。
片手を上げた兵士は
兵士は最初、自分の腰に手を当て、リラックスした感じでコブラを睨んでいる。コブラの方はすでに威嚇態勢に入り、兵士の腰の高さまで鎌首を持ち上げているのがわかる。
兵士は立ち位置を何度か変え、少しかがんだ姿勢を取ると、左手を後ろに回し、右手を頭の上に掲げる。次に、その右手をコブラの頭に向けてゆっくり下ろしていく。
右手がコブラの頭頂部に触れた後も、兵士は圧力を加え続けている。すると、意外なことに、コブラは応じて頭を下げてしまう。
コブラの頭が地面に着いたところで、兵士は体重をかけて頭を押さえる。頭を押さえられたコブラはもう抵抗できない。動画の最後は、コブラを掴んだ兵士の笑い顔で終わる。
なぜこんなことができるのか知りたいものだ。寄せられたコメントの中には「コブラの盲点になる角度から手を近づけている」という意見や、「迷彩服のせいでコブラには兵士が見えていないのでは」という推測がある。
出典元:Mail Online:Heart-stopping moment Malaysian soldier GRABS hold of a deadly King Cobra after staring down the huge snake(10/2)
出典元:Says:Video Shows A Malaysian Soldier Capturing A King Cobra With His Bare Hands(10/5)