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報道陣の前で派手な捕獲劇を行ったネコのラリー、世間の目をそらすのが目的か

報道陣の前で派手な捕獲劇を行ったネコのラリー、世間の目をそらすのが目的か
LukePowell88/Twitter

新型コロナウィルスの変異種の発生源として、混乱の中心地であるイギリス。そんなイギリスで首相官邸の職員が、忠実な働きを見せて人々を驚かせた。

 

ネズミ捕獲長のラリー

 

そんな忠実な職員とは、2011年2月15日からネズミ捕獲長を務めている猫のラリーだ。

 

 

イギリス政府の公式ホームページによると、保護猫の中からスカウトされたラリーは、優れたネズミ捕獲の能力を有しており、他にもゲストへのあいさつ、周辺の見回り、アンティーク家具の寝心地チェックなどの重要な仕事を任されているという。

 

空飛ぶネズミの排除に動いた

 

12月24日、見回り中にあるものの存在に気づいた彼は、対象の排除に動いた。

 

それ様子を収めた動画がこちらだ。

 

 

道の真ん中で身をかがめ、気配を消しているラリー。その視線の先には、無防備に背を向けて地面をつついている“ハト”がいる。一直線に駆け寄って、一度は手中に収めたものの、最終的には逃亡を許してしまった。

 

こちらの写真を見ると、いかにハトがラリーの気配に気づいていないかがよくわかる。

 

世間の目をくらます目的か

 

ハトやカラスなどの野鳥は、フライングラット(空飛ぶネズミ)とも呼ばれている。一見するとこの捕獲劇は、ラリーがネズミ捕獲長としての職務を忠実に遂行しただけのように思えるが、実は違うのかもしれない。

 

ラリーはこの動画が投稿された数時間後、「OK ジョンソン」から始まるツイートを投稿している。

 

OK ジョンソン、私のハト捕獲で、数時間は稼げただろう。だけどもう時間だ。どんなものであれ、あなたがまとめた合意を発表しなさい。国会議員たちが文句を言えるようにね

 

言うまでもないが、ジョンソンとはイギリスのボリス・ジョンソン首相のこと、この日はブレグジット(英EU離脱、Brexit)の移行期間を12月31日に控え、英EUの通商協議が大詰めを迎えている時期だ。

 

この動画が投稿されたのは、朝9時前(現地時間)。まだ合意についての発表が行われる前のことだ。わざわざ報道陣の前で行われたハトの捕獲劇は、世間の目を数時間でもそらす目的があったのかもしれない。

 

どうやらラリーは、ただのネズミ捕獲長ではなさそうだ。(了)

 

参考:GOV.UK「Larry, Chief Mouser to the Cabinet Office

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