新宿に出現する巨大3D猫が、海外でも話題に
新宿駅前のビル壁面に設置された巨大ディスプレイ。そこに映し出される巨大な三毛猫が、人々を驚かせている。日本国内だけでなく、海外の有力メディアやSNSでも話題だ。
立体的に見える巨大猫
どんな猫かというと、こんな猫だ。ツイッターに動画が上げられている。
今日の15時半ごろに現地で撮られた映像です。雑踏が思いのほかうるさいので、声の大きさは調整しなきゃ。再生時、音量注意です!⚠️ pic.twitter.com/8OsmcyyVOo
— 新宿東口の猫 (@cross_s_vision) July 5, 2021
新宿駅東口のネコチャン、夕方だからか寝てたんだけど途中でビクッてなって起きちゃったのかわいすぎるな…… pic.twitter.com/TVjsNuTvVD
— Rico* (@Rico_vl) July 6, 2021
新宿の猫、夜は眠そうです。 pic.twitter.com/6I6annnYkh
— ノルさん🐈 (@nornornorsan) July 5, 2021
今月初めから出現を続けている巨大猫は、東京・新宿駅前のビルに新設された街頭サイネージ「クロス新宿ビジョン」のアトラクションだ。今月中旬からの本格運営開始に先駆けた、プロモーションの一環らしい。
本来の目的は広告などの放映だが、今のところ、午前7時から深夜1時までの決まった時間になると、巨大猫が出現するようになっている。
そのリアルさゆえか、この猫(名前はまだない)は海外でも話題だ。CNNやNew York Times、The Independent、CBSといった有力メディアまでが取り上げている。もちろん、海外SNSでも驚きの声が上がっている。
これ凄い。ママの友達が日本にいるから、その人も見たかどうか聞いてもらおう。——Benita@Benniepup1
これは映画の『ゴースト・イン・ザ・シェル』に出てきそうだ。映画の中では、動くホログラムのようなものも登場していた。——TwoDifferentBros@BoyoHorse
映画『ブレード・ランナー』の2049年版の世界に突入。——Katherine Claire@kcgiardina
全ての広告ディスプレイは巨大3D猫を映すようにすべき。——Larry the Cat@Number10cat
4K画質のLEDスクリーン
この猫はホログラムではなく、4K画質のLEDスクリーン上に映し出された3D映像だ。画面の片側が直角に折れているのをうまく利用して、立体感を増している。
下から見上げたとき、最も立体的に見えるように作られており、見る角度が変わるとリアルさがなくなるらしい。このスクリーンを14時間映すライブカメラの映像がYouTubeで公開されているが、カメラの位置が高いため、こちらは平面的に見える。
今年5月には、韓国で同様の巨大LEDスクリーンが登場し、そこに映された「波」が話題になった。SwitchNewsでも記事『巨大な水槽の中の波のよう!韓国に登場したデジタルアートが大迫力』として取り上げた。(了)
出典元:クロス新宿ビジョン
出典元:CNN:A giant 3D cat has taken over one of Tokyo’s biggest billboards(7/7)