事故で片目を失った女性が作る、光る義眼がカッコいい
自動車事故で片目を失ってしまった中国人女性が、義眼を作る技師になり、サイバーパンク風のカッコいい義眼を作っている。
光る義眼がクール
彼女、Xia Tongさんは、18才の時に大きな交通事故に遭って片目を失い、義眼をはめることになった。18才の女性が義眼、となると、普通なら人生に消極的になってしまうところだろう。しかし彼女は違った。義眼であることをメリットと捉え、自己主張の1つのツールにしようと考えた。
それから勉強して義眼技工士となったTongさんは、普通の義眼だけでなく、ユニークな義眼をいろいろ作り始めた。その中でも、「バイオニック・アイ」と呼ばれる光る義眼が中国のSNSで話題になり、主流メディアにも取り上げられて、彼女は一躍有名になった。
その義眼にはLEDライトが仕込まれており、ボタン操作で色を変えたり、チカチカと点滅させたりできる。下にあるのは中国のメディア「新京报 (Beijing News)」が先月末にYouTubeに投稿した動画。Tongさん自身が登場し、はめた義眼のデモンストレーションをしている。
同じ境遇の人を助けたい
現在28才になるTongさんは、これまでに、自分と同様に片目を失った人たちに多く出会って来たそうだ。そして、彼らが目を失ったことで自信をなくしたり、社会の中で孤立するなどしていることを知った。
そんな人たちのために、より良い義眼を作りたいから義眼技工士になった、と彼女は話している。
本物の目と見分けのつかない義眼をはめるのも、自信を失わないための1つの方法だろう。だが、Tongさんのように一歩進んで、自分をアンドロイドかターミネーターのように見せてしまうのも、カッコいいのかもしれない。(了)
出典元:Odditycentral:Young Girl Who Lost an Eye in Car Accident Becomes Bionic Eye Master(12/5)
出典元:TechBlog:Woman Replaces Eye Lost in Accident with Prosthetic That Lights Up in Different Colors(12/5)