カタルーニャの「反独立」を唱えるデモに数十万人が参加、スペインの統一を呼びかける

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独立を進めようとしているカタルーニャ自治州政府に抗議するため、スペインの各地でデモ行進が行われた。

 

参加者がスペインの統一を呼びかける

 

この集会が開催されたのは10月8日、スペインの首都、マドリードやカタルーニャ州の州都、バルセロナの通りには合わせて数十万人が集まったとされている。

 

カタルーニャ州のCarles Puigdemont首相や分離派のリーダーらは10月1日に、スペインからの独立を問う住民投票を強行。この結果、230万人の投票者のうち賛成が90%(投票率は43%)に上り、州知事らは独立の手続きを進めると約束した。

 

今回のデモはこの動きに抗議するために開かれ、集まった人々は「スペインの統一」を叫び、中央政府や裁判所の反対を無視して住民投票を行った州知事を逮捕するよう訴える人もいたという。

また極右政党「ファランヘ党(Falange Española‏ de las Jons)」と行動を共にするグループも集会への参加を呼びかけたとして、行進した人の中にはナチス式敬礼をしていた者もいたとか。

首相「法律で許された手段」も検討

 

カタルーニャ自治州首相は今週の火曜日に州議会を開き、独立に関する政治的状況を説明すると見られている。

 

一方、スペイン政府のMariano Rajoy首相は、独立の阻止を誓っており、それを行うために「法律で許された手段」の検討にも入っているという。

 

その手段の中には、仮に州政府がスペインの憲法を遵守しない場合、中央政府が代わりにその地域を統治するという「憲法155条」の発動も含まれるとしている。

主要な銀行や企業も独立に反対

 

スペインの警察は今回のデモ参加者が35万人だと見ているが、主催者側は少なくとも95万人が参加したと主張しているという。

 

またバルセロナで集会に参加した多くの人々は、この40年間で最悪とされる政治状況の解決策を探るために、Puigdemont州首相とRajoy首相とが話し合うことを求めていたとされている。

 

一方、カタルーニャの独立に関してはスペインの主要な銀行や企業も反対しており、州内にある本社を別の場所へ移すことを検討しているそうだ。

 

そして独立に反対する人々は、このような銀行や企業などの圧力によって、州首相や分離派リーダーらの独立への意志が挫かれることを願っているという。(了)

 

 

出典元:Independent:Far-right protesters give fascist salutes in Madrid as thousands rally over Catalonia crisis(10/8)

 

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