フィリピンのカトリック教会が、警察による麻薬所持者殺害に反対するキャンペーンを開始

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カトリック大司教は5日、フィリピンの国を分断している麻薬所持者の殺害など相次ぐ暴力行為について秩序回復を目指すよう求めた。

 

“国民の和解と殺害の終わり”がキャンペーンのテーマに

 

フィリピンのカトリック司教協議会議長である大司教Socrates Villegasは、フィリピンにおいて“国民の和解と殺害の終わり”をテーマとした新たなキャンペーンを始めた。

 

フィリピンのカトリック教会はカトリックの信者に対し、重要宗教儀礼である12月8日の聖母マリアの“無原罪懐胎”までの33日間、祈りを捧げるように求めている。

Facebook/Leila de Lima

殺人行為に意義を唱え続けてきた教会

 

フィリピンでは武装して逮捕に抵抗を試みた容疑者に対する自己防衛との名目で、3900人以上もの人々が警察による説明責任がないままに殺害されてきた。

 

このような現状に対し、フィリピンのカトリック教会はこれまでも異議を唱えてきたという。

 

Villegas司教は信者に対し、「我々は平和ではなく暴力、真実ではなく嘘を選んでいる。我々は穢れたものを正すのではなく、笑いながら見届けている。我々は介入を試みるのではなく沈黙している」と話す。

 

麻薬関連殺人の犠牲者の家族に混乱が広がる中、「このような殺人が継続されることとなれば、自らの国民を殺害した罪の結果はフィリピンに降りかかってくるだろう」とVillegas司教は訴えている。

Facebook/Leila de Lima

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政権も麻薬問題に対しカトリック教会へ協力を要請

 

大統領報道官Harry Roqueは殺害を批判するカトリック教会主催のイベントに多くの参加者が集まった後、「建設的な反対意見は歓迎する」と述べている。

 

元人権派弁護士でもある同氏は「政権は裁判外の自警による殺害行為を看過しているわけではない」とし、2200人以上もの犠牲者について警察は今も捜査継続中だと主張。

 

さらに「説明責任はよい政権運営には欠かせない。大統領自身、警察によって行われた暴力行為に対しては適切に対処していく、という明確な立場を表明している」とも発言している。

 

同時に彼はカトリック教会に対し、麻薬問題の解決と反麻薬キャンペーンへの協力を求めているという。(了)

 

 

出典元:Headlines:Thou shalt not kill: Catholic bishops start new Philippines prayer campaign(11/5)

 

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