生物兵器保有の証拠か?北朝鮮からの脱走兵が炭疽菌の免疫を持っていた

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北朝鮮から脱走して韓国で保護された兵士が、炭疽菌に対する免疫を持っていると、複数のメディアが報じている。

 

炭疽菌のワクチンを打たれ免疫を持つ

 

UPIによれば脱走した北朝鮮兵士は、炭疽菌に感染した後ワクチンを打たれ、現在は体内に抗体を持ち、免疫があるという。

 

今年は北朝鮮から4人の兵士が脱走したとみられているが、韓国当局はそのうちの誰が免疫を持っているのかを明らかにしていない。

 

炭疽菌は24時間以内に、感染した人間の少なくとも80%は殺すことができるとされており、もし脱走兵に関することが事実であれば、脅威になるとソウルでは懸念が高まっているそうだ。

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すでに生物兵器の開発が疑われていた

 

韓国軍はこの炭疽菌に関するワクチンを入手しておらず、国防大臣の広報官である Choi Hyun-soo氏も、このワクチンが2019年の終わりまでに開発できる予定だと語っているとか。

 

北朝鮮は2015年に、朝鮮人民軍810部隊によって運営されている平壌生物技術調査研究所の報告を発表しているが、それ以降、生物兵器の開発が疑われてきたという。

 

当時、北朝鮮政府は、その研究所が殺虫剤の開発に特化した施設だと主張していたが、専門家は施設の装置は2通りの使い方ができるとして、生物兵器が開発されている可能性を示唆していたそうだ。

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ミサイルへの搭載実験も開始か?

 

また英紙The Sunによれば周辺国は、北朝鮮が炭疽菌を積んだ弾頭がミサイルに搭載できるかを見るため、禁止されている生物兵器のテストを行うことを恐れている、と報じている。

 

一方、すでに日本の朝日新聞は先日、北朝鮮がミサイルに炭疽菌を搭載するテストを始めたと伝えたという。

 

このテストに関してはアメリカも気づいており、実験が宇宙空間から大気圏へ再突入する際の高温に炭疽菌が生き残れるかを確かめるものだと指摘しているとか。

 

もっとも韓国はすでに北朝鮮には最大で5000tに及ぶ化学兵器の備蓄があり、炭疽菌や天然痘などの生物兵器も製造できる段階にあると見ているそうだ。

 

ただし北朝鮮は国営通信を通じて朝日新聞の報道を否定。自分たちが生物兵器の所有、備蓄、製造、開発に一貫して反対する立場を維持していると主張したという。

 

先週、ホワイトハウスは国家安全保障戦略の報告において、北朝鮮の脅威を指摘。次のように述べている。

 

「北朝鮮、その国は自国民を飢えさせているが、数百万ドルも使い、われわれの国土を脅かす核兵器や化学兵器、生物兵器に費やしている。北朝鮮はミサイルで運べるような化学・生物兵器を追求している」(了)

 

 

出典元:NYPost:North Korea soldier who defected had immunity to anthrax(12/26)

出典元:THE Sun:WAR AND PESTILENCE Defected North Korea soldier ‘vaccinated’ against Anthrax amid fears Kim Jong-un plans to use bio-weapons to spread lethal infectious disease(12/26)

出典元:FOX NEWS:North Korean defector had anthrax antibodies in system, report says(12/26)

出典元:UPI:Report: North Korea soldier found to have anthrax antibodies(12/26)

 

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