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英の児童養護施設で亡くなった子供、400人の遺体が墓地で発見される

英の児童養護施設で亡くなった子供、400人の遺体が墓地で発見される
flickr_Wendy

スコットランドの児童養護施設で亡くなった多くの子供たちが、墓標のない状態で墓地に埋葬されているのが発見され、注目を集めている。

 

1864年から1万人の子供を預かる

 

その児童養護施設とは、「The Daughters of Charity of St Vincent de Paul(以下略)」という修道院が運営していた「Smyllum Park Orphanage」。

 

1864年から1981年まで運営されており、これまでに約1万人の身寄りのない子供がそこで育ったという。

 

しかしメディアの調査により、施設で暮らしていた子供、少なくとも400人の遺体が墓標のない状態で、Lanark市内のSt Mary’s墓地に埋葬されているのが明らかにされた。

 

この事実に対し、スコットランド前首相のJack McConnell氏は取材で次のように語っている。

 

「これだけ多くの子供たちが墓標のないまま埋葬されていたことが分かり、心が張り裂ける思いです。沈黙の数年が過ぎた今、私たちはここで何が起きたのか真実を知らなければなりません」

 

運営者側は虐待の証拠はないと主張

 

「Smyllum Park Orphanage」は、スコットランドの児童虐待に関する歴史的な疑惑を解明するために、調査対象となった施設の1つとされている。

 

しかし運営していた「The Daughters of Charity」はすでに6月には、調査の求めに応じ書類を提出。これまで児童虐待に関する証拠は見つからなかったと述べているとか。

 

ただ調査は今後も続けられる予定で、11月には再び「The Daughters of Charity」に対する新たな審問が行われる予定とされ、そこでは他の施設も含め、今回の「Smyllum Park Orphanage」にも焦点が当てられることになるそうだ。

 

一方、「The Daughters of Charity」側も取材に対し声明を発表。「私たちはスコットランドの児童虐待調査において中心的な参加者であり、審問にも完全に協力しています」と述べている。

 

一体、当時何が起きたのか、今後の調査の行方を見守りたい。(了)

 

出典元:METRO:Hundreds of children’s bodies from Smyllum Park Orphanage found in mass grave(9/11)

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