一日12本もコーラを飲む!トランプ大統領の生活はどれほど不健康なのか
The New York Timesがトランプ大統領の生活習慣を暴露し、その中で大統領が一日になんと12本ものダイエット・コカ・コーラを飲むということが明らかに。
それがどれほど不健康なのか、米英各紙が報じている。
人工甘味料は体重増加を促す?
ダイエット飲料は、アスパルテームと呼ばれるものをはじめとする人工甘味料を多用しており、大統領のような多飲は健康にとって潜在的な脅威となる。
理論的にはダイエット飲料は砂糖の代わりに人工甘味料を使用することで、体重増加などを抑えるのかと思われるが、実際はそうではない。
「Yale Journal of Biology and Medicine」を執筆した研究者らは人工甘味料についてこう言及する。
「感覚的には、人工甘味料を使用したカロリーオフを謳う食品は、体重軽減や維持に一役買うように思われる。ダイエット飲料業界のマーケティングが成功したのか、体重を意識する人々はたびたび人工甘味料を“健康食品”とみなしがちだ」
「しかし疫学データによると、人工甘味料は体重増加に関係しているという驚くべき結果が示されている。カロリーが含まれていないにも関わらず、人工甘味料を利用した飲料は体重増加を促すのだ」
ダイエット飲料での体重増加は年配者に起こりやすい
サンフランシスコにあるthe University of Texas Health Science Centreの医学部による2011 年と 2015年の研究では、一日2杯ダイエット・コカ・コーラを飲むと、ウェストが7センチ以上も太くなるとしている。
さらに他の研究によると、このようなことは特に年配者に起こりやすいとしている。
これに関しトランプ大統領は2012年にツイッター上で言及。
「ダイエット・コーラを飲んで痩せている人を見たことがない」
I have never seen a thin person drinking Diet Coke.
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) October 14, 2012
ダイエット飲料は歯牙酸蝕症をも引き起こす
米国の口腔衛生用品メーカー、「Colgate」はさらに驚くべき研究をも伝えている。
「ダイエット・ソーダは砂糖を含んでいないにも関わらず、通常のソーダと同程度の歯牙酸蝕症を引き起こす。ミシガン大学の研究者らによると、通常のソーダ飲料とダイエット・ソーダが引き起こす歯牙酸蝕症は僅かながらに異なっている」
「14日間通常のソーダ飲料に漬けておいた歯では1cm²につき2.8 mgのエナメルが溶解していたのに対し、ダイエット・ソーダでは1cm²につき3 mgのエナメルが溶解していた」
ダイエット飲料は脳卒中と認知症の引き金にも
#politics Donald Trump reportedly drinks 12 cans of Diet Coke each day – National Post https://t.co/7mzBUhqqZk pic.twitter.com/V4EfFxyLg7
— Sara (@SaraWHmag) December 13, 2017
さらにボストン大学によって行われた4372人もの成人被験者の研究によると、ダイエット炭酸飲料は通常の炭酸飲料と比較して高い確率で脳卒中と認知症を引き起こす可能性があることもわかっている。
一日にダイエット飲料を1杯以上飲む成人は、そうでない人と比較し、脳卒中・認知症共に約3倍もの確率で発症する可能性があるという。
ダイエット・コーラには多量のカフェインも
コカ・コーラのインターネットサイトによると、通常のダイエット・コーラは42mgものカフェインを含有しているといい、トランプ大統領のごとく一日12本も飲めば504mgものカフェインを摂取することになる。
健康水準を保つため、成人が一日に摂取可能なカフェイン量は400mgとなっており、多量のカフェインを摂取した場合、高血圧や不眠症、さらにはカフェイン中毒等の症状に悩まされる可能性があるという。
いずれにせよ、トランプ大統領はこの不健康な生活習慣を改めた方が良さそうだ。(了)
出典元:indy100:Donald Trump drinks 12 cokes a day. Here’s what that does to your body(12/11)
出典元:THE Sun:Donald Trump downs 12 cans of Diet Coke every day and watches eight hours of news – including one show to get him ‘riled’(12/11)