人間か?ロボットか?東京ゲームショウで撮影された動画が海外でも話題に
先日、「東京ゲームショウ2017」が千葉の幕張メッセで開催されたが、そこで撮影されたロボットのような人間のような女性の動画が、海外でも話題となっている。
日本人が撮影した動画が話題に
その動画が撮影されたのは、「東京ゲームショウ2017」のソニー・インタラクティブ・エンタテインメント・ジャパン・アジア(SIEJA)の展示ブース。そこではPS4向けアドベンチャーゲームの「Detroit Become Human」のプロモートが行われていたという。
撮影をしたのはツイッターユーザーの「Akiphic」さんで、動画には機械的な動きをするロボットのような人間のような女性が映っていた。
その動画は投稿された後、14万回以上もリツイートされて、一気に注目されることに
あまりにリアルで、うわあって言っちゃいました pic.twitter.com/0DI0ojjsi0
— Akiphic (@akiphic) September 22, 2017
英メディアの記事も8000人がシェア
そして英メディアのMailOnlineもこの動画に関する記事を、9月28日に公開。そのタイトルも「彼女がロボットか人間か、わかる?生きているようなアンドロイドがソーシャルメディアを困惑させる」とした。
記事では、動画を見た人の間で本当にロボットなのかと議論が起きており、多くの人が人間と考えているものの、彼女が本物のロボットと信じている人もいる、と紹介している。
また「アンドロイドが笑顔を浮かべたり、手を振ったりして、ゲームショウに訪れた人やソーシャルメディアのユーザーも呆然とさせている」と書いている。
その結果、この記事自体が8100人にシェアされ、905人から「ロボットだ!」や「すごい説得力だ」といったコメントも寄せられた。
TGSで見たアンドロイドさん。
顔のモデリングが秀逸なのと、振り向き時の瞬きで現実感を増しますなぁ。 pic.twitter.com/F06YIgoKCq— きっス! (@soni_3) September 22, 2017
実は生身の人間、しかもモデルさんだった
しかし実は動画に写っているのは、アンドロイドではなく、生身の人間。つまりロボットのような動きを演じている女性だった。
女性は全部で3人。彼女らは白いコスチュームを着て、ブースの前に置かれたガラスの大きなケースに入っていたという。
そしてロボットのようなゆっくりとした動きで、多くの観客を惹きつけていたそうだ。
さらに調べてみると動画に写っていた女性は、モデルとして活躍している高山沙織さん(@saotvos)だと判明。彼女はその後、ツイッターでも今回の仕事が驚きだったと振り返っている。
高山さんは見事にアンドロイドを演じたわけだが、同時に「もしかしたら、ロボットかもしれない」と人が感じるのも、実はそれだけロボットが人間の表情に近づいているから、とも言えるかもしれない。(了)
出典元:MailOnline:Can you tell if she’s a robot or a human? ‘Life-like android’ at a Tokyo gaming conference baffles social media(9/28)