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イスラエルを支援する企業をボイコットするためのアプリ、グーグルが停止

イスラエルを支援する企業をボイコットするためのアプリ、グーグルが停止
X_NoThanks

グーグルのアプリストアが、ボイコットすべき企業を教えるアプリの利用を停止した。

 

イスラエルを支援しているかを確認できる

 

そのアプリとは「NoThanks」と呼ばれるもので、検索するとイスラエルを支援する企業や製品を確認できるという。

 

実際に、アプリを起動し、スマホで商品のバーコードをスキャンしたり、検索バーにシリアル番号を入力したりするだけで、その製品がパレスチナの子供たちの殺害をサポートしているかどうかを確認できるそうだ。

 

しかし先日、「NoThanks」は、グーグルのアプリストア「Google Play」での利用が一時的に停止された、と明らかにした。

 

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約1カ月で10万件以上ダウンロード

 

「NoThanks」のアプリは11月7日にSNSの「X」上で初めて発表され、その後「Android」と「iOS」でリリースされたという。

 

アプリの開発者は「X」において、「イスラエルの虐殺を支援する製品のボイコットにご協力ください」と呼びかけており、11月29日時点で、10万件以上ダウンロードされたそうだ。

 

しかし今回のグーグルでの停止を受けて、「NoThanks」は、アプリの紹介文にある「パレスチナで子供を殺す支援をしている製品かどうか」という箇所が引っ掛かったとし、それを削除し、もう一度申請するとした。

 

その後、アプリは再び許可され、現在は最新版が「Google Play」で利用できるようになっている。

 

 

実は、マクドナルド・イスラエルは、イスラエル国防軍(IDF)の兵士に無料または割引価格で食品を提供すると発表したため、親パレスチナの人々からボイコットされたという。

 

ただしその後、マクドナルドの本社は「この紛争に関与している、いかなる政府にも資金提供や支援を行っておらず、食品の寄付も現地のパートナーが独自に行ったもの」だと説明している。

 

またフィンランドの首都、ヘルシンキでは、親パレスチナの人々がスターバックスの店を占拠し、ボイコットを呼びかける出来事も起きたそうだ。

 

 

スターバックスはイスラエルを支援しているとして、世界的にもボイコットされているという。(了)

 

出典元:Newsweek:Google Removes App That Helps People Boycott Pro-Israel Companies(12/1)

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