スペインで数多くのワンちゃんと飼い主が行進、動物を大切にするよう訴える
スペインで、動物遺棄や虐待への問題意識を高めるため、恒例の行進が行われた。
マドリード市内を行進
その行進は「Sanperrestre walk」と呼ばれており、毎年年末に行われてきたという。
そして昨年の12月30日にも、数百匹の犬とその飼い主が参加し、マドリード市内を行進したそうだ。
犬たちはサンタの衣装や、お祭りの衣装を身に着け、興奮しながら、スペインの首都のランドマークを巡り、歩き続けた。その様子がこちら。
Hundreds of dog owners and their pets took to the streets of Madrid for the annual Sanperrestre walk against animal abandonment. https://t.co/qqieg18hwJ pic.twitter.com/vy0X0TSreL
— ABC News (@ABC) December 31, 2023
「犬は愛情そのもの」
この行進を主催しているのは、動物保護団体の「El Refugio」だ。
彼らは動物虐待に反対し、捨てられた犬や猫を、新しい飼い主の元へ届ける活動をしているという。
愛犬の「リタ」と一緒に行進していた66歳のスサナ・イザベル・フェルナンデスさんは、取材に対し、次のように語った。
「犬は愛情そのもの。人々が、犬をおもちゃのように買って捨ててしまうのは恥ずべきことです。それは犯罪です」(了)
出典元:Reuters:Madrid charity dog walk draws hundreds against animal abandonment(12/30)