サッカーの試合会場で、警備員が女性の胸をモミモミして検査、ジャーナリストが嘆く
アフリカのコートジボワールにあるサッカー・スタジアムで、警備員(もしくは警察官)が観客の女性の胸を触って検査をし、その動画がSNSにも投稿されている。
女性の観客に所持品検査
当時、スタジアムでは、ナショナルチームによるサッカーの大陸選手権大会「アフリカ・ネイションズ・カップ」の試合が行われていたという。
そして女性の観客がスタジアムに入る前、警備員が1人1人の胸をモミモミしながら、所持品検査を行っていたそうだ。
この様子は動画で撮影され、元BBCのジャーナリスト、オサス・オバイユワナ氏などもSNSに投稿し、拡散された。
How can the #Ivorian authorities think that this is okay? 😳 #TotalEnergiesAFCON2023 cc: @AOuattara_PRCI pic.twitter.com/DzrUVrqIXt
— Osasu Obayiuwana (@osasuo) January 21, 2024
警備員は女性だった?
実はこの動画は地元のメディアでも報道され、その後抗議が殺到し、警備員の行為は容認できないとの声が寄せられたという。
しかし「X」のあるユーザーは、検査していた人物が「女性の警備員」だと主張。これに対し、オバイユワナ氏は「だとしたら、この検査方法はOKなんですか?」と疑問を投げかけた。
またオバイユワナ氏は「X」において、「コートジボワール当局は、どうしたら、これがOKだと考えられたのか?」と嘆いた。
現時点でも、女性を検査していた警備員が女性か、どうかは明らかにされていない。
ただ他の「X」ユーザーは「たとえ警備員が女性だったとしても、これは本質的に間違っており、虐待的だ」と述べている。
「アフリカ・ネイションズ・カップ」では現在、グループリーグ戦が行われおり、決勝戦は2月11日に予定されている。(了)
出典元:MailOnline:Outcry as African journalist posts footage showing female football fans having their breasts felt by security as they are searched entering stadium(1/25)