ガザ地区の学校で30人のパレスチナ人の遺体を発見、目隠しされ、後ろ手に手錠
ガザ地区にある学校の敷地内で、数多くのパレスチナ人の遺体が発見された。
身元不明、集団墓地で発見
その遺体が発見されたのはガザ地区北部にある学校とされ、30人のパレスチナ人の遺体が集団墓地に埋められていたという。
彼らはいずれも目隠しをされ、後ろ手に手錠を掛けられており、イスラエル兵によって殺害されたと考えられている。
また身元も分かっておらず、遺体は黒いビニール袋に入れられていたそうだ。
🚨 30 bodies left in plastic body bags were discovered in the Khalifa bin Zayed school in Beit Lahia in the northern #Gaza Strip following IOF withdrawal.#Gazagenocide#IsraeliWarCrimes#IsraelNewNazism#ICJGenocideConvention#ICJ_Breach pic.twitter.com/yKOwuZ9oWE
— Captain 33 (@Captain619733) February 1, 2024
イスラエル軍は2月1日、ガザ地区南部のハンユニスでの任務を終え、今後はさらに南にある都市、ラファへ進軍し、作戦を継続すると明らかにした。
シカゴで停戦決議案が可決
アメリカのイリノイ州にある都市、シカゴ市議会では1月31日、ガザ地区での停戦を求める決議案を可決した。
市議会では数カ月にわたって議論が続けられ、今回シカゴ市は、停戦決議を可決したアメリカ最大の都市になったという。
BREAKING: Chicago City Council passes cease-fire resolution.
Chicago becomes the largest American city to call for a Gaza cease-fire after a monthslong debate & a tense meeting where spectators were cleared out. Huge win for local pro-Palestine groups and progressive aldermen. pic.twitter.com/gNx1NM5NvF
— Jake Sheridan ON STRIKE (@JakeSheridan_) January 31, 2024
ロイター通信の分析では、すでにアメリカの70の都市が、ガザ地区での決議を可決しており、その大半が停戦を求め、バイデン大統領への圧力を強めている。
そんな中、バイデン大統領は2月1日、ヨルダン川西岸地区でパレスチナ人に暴力を働いたとして、4人のイスラエル人入植者に対して制裁を科すと発表した。
I signed an Executive Order allowing the U.S. to issue sanctions against those who direct or participate in acts of violence against civilians in the West Bank, including extremist settlers.
Today’s action seeks to promote security for Israelis and Palestinians alike.
— President Biden (@POTUS) February 1, 2024
これにイスラエル側は反発しているようだが、極右のイタマル・ベン・グヴィル安全保障大臣などは、逆に制裁を科された4人の入植者を「英雄」だとして讃えている。(了)
出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza updates: Khan Younis hospitals out of food(1/31)
出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: Rafah next target, says Israeli defence minister(2/1)