テスラの「サイバートラック」、3000台以上をリコール
テスラ社の「サイバートラック」に不具合が見つかり、3000台以上がリコール(無償修理・回収)の対象となった。
アクセルペダルのパッドに不具合
2024年製の「サイバートラック」では、アクセルペダルが固着して、車両が意図せず加速し、衝突の危険性を高める可能性が判明したという。
そのためテスラ社は、3878台をリコールの対象として、無償修理を行うと発表した。
アメリカ道路交通安全局への提出書類によると、アクセルペダルのパッドが外れて、インテリア・トリム(車内の内張り)に引っかかる可能性があるという。
今回のリコールには、2023年11月13日から2024年4月4日までに製造された、2024年型モデルの「サイバートラック」が含まれるそうだ。
この問題に関連した事故はなし
アメリカ道路交通安全局は、4月15日時点で、この問題に関連した衝突、負傷、死亡事故は確認されていないと述べている。
また現在、量産中の「サイバートラック」には、4月17日の時点で、新しいアクセルペダルの部品が取り付けられたという。
テスラ社は、当初の予定より2年遅れて、昨年の11月に未来型ピックアップトラック「サイバートラック」の最初の十数台を顧客に納入した。
その後、「サイバートラック」は注目を集め、多くのセレブなども購入しているとの情報も流れている。(了)
出典元:ABC News:Tesla recalling more than 3,000 of its 2024 Cybertrucks due to faulty pedal(4/19)