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レバノンの「ヒズボラ」がイスラエル北部を攻撃、激しい火災が発生

レバノンの「ヒズボラ」がイスラエル北部を攻撃、激しい火災が発生
X_@kumu_il

イスラエル軍と、レバノン南部を支配下におく武装組織「ヒズボラ」との間で、攻撃の応酬が続いている。

 

「ヒズボラ」によるロケット弾攻撃

 

イスラエル軍は6月2日の朝、レバノン北東部にある「ヒズボラ」の施設を夜間に、戦闘機で空爆したと明らかにした。

 

またイスラエル軍は、レバノン南部の町、Bint Jbeilにある「ヒズボラ」の施設、そして他の町にある司令部も空爆したという。

 

これに対し「ヒズボラ」も6月2日、合計で40に及ぶロケット弾を、イスラエル北部に向けて発射。これらはいずれも、イスラエル軍によって迎撃されたとみられている。

 

ただ6月2日の夕方には、「ヒズボラ」により、少なくとも15のロケット弾がゴラン高原にあるKatzrin市に向けて発射され、都市の南で大きな火災が発生したそうだ。ただし、イスラエル側に負傷者が出たとの報告はない。

 

「フーシ派」も弾道ミサイルを発射

 

一方、イエメンの反政府組織「フーシ派」も6月3日、イスラエル領内に向けて、新しい弾道ミサイルを発射したと発表した。

 

「フーシ派」によれば、新しい弾道ミサイルは「パレスチナ」と名付けられ、イスラエル南部にあるEilat市に向けて発射されたという。

 

しかしイスラエル軍は、この弾道ミサイルを迎撃し、ケガ人なども報告されていないそうだ。

 

イランの軍事顧問が死亡

 

イランのメディアは6月3日、イスラエル軍によるシリアの都市、アレッポへの空爆で、イスラム革命防衛隊(IRGC)の軍事顧問が死亡したと明らかにした。

 

イスラエル軍による攻撃は6月2日の夜、アレッポ西部の町、ハイヤンにある工場へ行われたとみられ、地元の人権団体も、シリア人と外国人戦闘員を含む親イランのグループのメンバー、16人が死亡したと報告している。

 

イスラエル軍がガザ中部を空爆

 

一方、ガザ地区中部では6月3日にも、イスラエル軍による空爆が行われ、建物が爆発する様子が撮影された。

 

 

この空爆はBureij難民キャンプに対して行われ、まだ犠牲者の数も明らかになっていない。

 

ただ以前行われたイスラエル軍によるBureij難民キャンプへの攻撃では、3人の子供を含む少なくとも11人のパレスチナ人が殺害されたという。

 

またイスラエル軍は6月3日、「ハマス」に人質になっていた4人の死亡を確認したと発表した。(了)

 

出典元:Times of Israel:2 hurt as Hezbollah shells north, launches explosive drones after wave of IDF strikes(6/2)

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: ‘No escape from this genocide’(6/3)

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