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自宅の床下でクマが冬眠!ガス漏れ修理で発見、子グマを残して逃げた親は現場に戻っていた

自宅の床下でクマが冬眠!ガス漏れ修理で発見、子グマを残して逃げた親は現場に戻っていた
Facebook/Appalachian Bear Rescue

今月13日、アメリカ・テネシー州の住宅でガス漏れが発生、ガス管をチェックするために床下にもぐった作業員が、冬眠中のクマを発見するという出来事があった。

 

床下にクマの親子

 

テネシー州セビア群にあるその家のオーナーは13日、ガス漏れに気づいてガス会社に修理を依頼した。

 

到着した作業員たちが床下にもぐってみると、冬眠中の大きなクマが1匹いたという。この件を報じた海外メディアによれば、「低い呻り声のようなものを聴いた作業員がそちらを見ると、黒く大きなクマの横腹があった」そうだ。

 

作業員たちはすぐに床下から逃げ出し、クマを捕獲・保護する団体「アパラチアン・ベア・レスキュー(Appalachian Bear Rescue)」に連絡。団体のスタッフたちは、ガス漏れの修理が先決だと考え、クマを捕獲せずにエアーホーン(クマ避けなどに使われる警音器)を鳴らして追い払った。(クマがどうやって床下に入ったか、どこから逃げたか、については報じられていない)

 

当初、クマは1匹だと思われていたが、後になって、3匹の子グマがあとに残されていたと分かった。Appalachian Bear Rescueによれば、クマの習性として、1度驚かされて逃げた場所に戻ってくることはほとんど無く、母子の再会は「ほぼあり得ない」——はずだった。

 

戻った母グマ

 

ところが、2月18日、同じ家の床下に母グマがいるのが見つかった。そこでスタッフたちは、通気口から子グマを差し入れ、母親の元に返した。母グマ発見の連絡を受けた局員はとても驚いたらしい。

 

クマの親子はその後どうなったか? 驚いたことに、家のオーナーが、しばらくの間クマに床下を貸すと決めたそうだ。つまり、親子は4月頃まで、心配なく冬眠を続けることになる。

 

Appalachian Bear RescueのFacebookに、戻った母グマが通気口から鼻先を出している様子(写真中の黄色い矢印)や、局員がそこの子グマを差し入れる様子が投稿されている。

 

(了)

 

出典元:sunny skyz:A Gas Leak Leads Homeowner To A Hibernating Bear Raising 3 Cubs Under The House(2/22)

出典元:The Daily Times:Three little bears- Triplet sisters arrive at bear rescue(2/15)

出典元:Fox News:Bear cubs rescued from under Tennessee house reunited with mother back under same home(2/14)

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