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TIME誌の「今年のエンターテイナー」にLizzoが選ばれる

TIME誌の「今年のエンターテイナー」にLizzoが選ばれる
Instagram/lizzobeeating Paola Kudacki

スウェーデンの環境活動家であるグレタ・トゥーンベリさんが、TIME誌の「今年の人」に選ばれたが、「今年のエンターテイナー」には、あるアメリカ人女性が選ばれた。

 

グラミー賞に8部門もノミネート

 

その女性とは、歌手でラッパーのLizzoさん(31)。彼女は62回のグラミー賞(2020)に最多の8部門もノミネートされた人物だ。

 

Lizzoさんは2017年にリリースした曲「Truth Hurts」で一躍注目を集め、さらに「Good as Hell」や「Juice」といったシングルも人気を博したという。

 

「Truth Hurts」はBillboard Hot 100 の、女性アーティストによるラップミュージック部門において、最も多くの週で1位となった記録に並んだそうだ。

 

実際、この曲は7週間1位(通算)となり、2014年にヒットしたIggy Azaelaさんの曲「Fancy」の記録と並んだとされている。

 

インスタに表紙を投稿

 

その彼女が今回、TIME誌の「今年のエンターテイナー」に選ばれた。Lizzoさんは自らのインスタグラムに表紙の写真を投稿。

 

「ありがとう、TIME、今年のエンターテイナーに私を選んでくれて」といったコメントを添えている。

 

率直な発言が人気

 

彼女は率直に自分の考えを主張し、天真爛漫でポジティブな発言でも多くの若者から支持されているという。

 

自分の太った体形でも「ありのままの自分を愛して何がいけないのか?」と主張。「痩せている=美しい」という既成概念に疑問を投げかけ、社会にある美しさの概念を変えたいと望んでいるそうだ。

 

また彼女はブレイクする前には、音楽活動を続けるため親元を離れ、1年半もホームレスとして暮らしてきたとも言われている。

 

Lizzoさんは音楽だけでなく、2019年には映画『Hustlers』にも出演。さらに今後はSF小説にも挑戦する予定だという。(了)

 

 

出典元:ABC News:Lizzo named TIME magazine’s entertainer of the year(12/12)

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