【女子サッカー】コンゴの選手がモロッコ選手の顔面に左フック、一発KO
女子サッカーの国際試合で、コンゴ民主共和国の選手が、モロッコの選手の顔を殴る出来事が起きた。
なだめようとした選手を殴る
6月3日(現地時間)、モロッコで女子サッカーの親善試合が行われ、コンゴ民主共和国とモロッコの代表が対戦した。
モロッコが2対1でリードしていた後半、コンゴ民主共和国のルース・キポイ選手(26)は激しいタックルをし、レッドカードを受けたという。
このラフプレーでモロッコの選手も怒り、乱闘騒ぎになりかけた。
その時、モロッコのヤスミン・ムラベット選手が、なだめようと近づいたが、キポイ選手の怒りは収まらず、ムラベット選手を左フックで殴り、倒してしまった。その瞬間がこちら。
Dr Congo player Ruth Kipoyi punching a Moroccan player last night 🇨🇩🇲🇦 pic.twitter.com/atlj49QY6h
— Football Fights (@footbalIfights) June 4, 2024
「懲役刑」「追放・罰金」の声
結局、試合は3対2でモロッコが勝利を収めたが、動画はネットでも拡散し、多くのユーザーが暴力をふるったキポイ選手を責めたという。
あるユーザーは「X」において「暴行罪には。懲役刑が必要だ」とコメント。別のユーザーも「永久追放ではないが、間違いなく長期の追放だ。高額の罰金も課せられる」と述べている。
殴られたムラベット選手は試合後、インスタグラムを通して声明を発表。次のように述べた。
「このような暴力行為は受け入れられるべきではありません。試合中は意見の相違が生じ、緊張が高まるのは避けられませんが、決して越えてはならない一線があります」
ただしムラベット選手は、この事件が女子サッカーの成長に影を落とすことを望んでおらず、現在、適切な手続きが進められているとし、「あとは前を向いて、進むだけです」と述べている。(了)
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