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イスラエル軍がガザ地区南部の学校を攻撃、女性や子供を含む29人が死亡

イスラエル軍がガザ地区南部の学校を攻撃、女性や子供を含む29人が死亡
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イスラエル軍は7月9日、ガザ地区南部のハンユニスにある学校を攻撃し、数多くのパレスチナ人が殺害された。

 

数多くの家族が学校に避難

 

イスラエル軍はガザ南部の都市、ハンユニスにあるアル・アウダ・スクールの門を攻撃したという。

 

この学校には、避難してきた数多くのパレスチナ人の家族がおり、この攻撃で29人のパレスチナ人が死亡、そのほとんどは女性と子供だったという。

 

しかもイスラエル軍は7月6日から、ガザ地区にある複数の学校を攻撃しており、これまでにも数十人のパレスチナ人が殺害されてきた。

 

ガザ中部の難民キャンプも攻撃

 

またこの攻撃に先立ち、イスラエル軍はガザ地区中部にある6つの避難所も攻撃。数多くの死傷者が出ている。

 

イスラエル軍はガザ地区中部のヌセイラト難民キャンプにある建物を攻撃。これにより14人の女性と子供を含む、家族17人が死亡したという。

 

また同じくガザ中部にあるブレイジ難民キャンプも、イスラエル軍の攻撃を受け、子供5人を含む少なくとも9人が死亡した。

 

爆撃があった時、子供たちはキャンプの路上で遊んでいたそうだ。

 

イスラエル軍の戦車が人々を圧し潰す

 

また「アルジャジーラ」が伝えたところによると、先月、ガザ地区南部のラファで、イスラエル軍の戦車がパレスチナ人の家族を圧し潰して殺したという。

 

この出来事は6月28日、ラファ北西部にある農場で起きたとされている。当時、イスラエル軍の戦闘車両が、避難していた家族を取り囲み、砲撃を加えたそうだ。

 

この攻撃から1人の女性は逃げられたが、父親や祖父など5人が逃げられなかったという。

 

そしてイスラエル軍が撤退した後、女性が農場に戻った時、戦車に押しつぶされたと思われる、愛する家族たちの遺体を発見した。

 

国連の専門家が「飢餓作戦」を非難

 

国連の特別報告官であるマイケル・ファクリ氏を含む10人の専門家は、イスラエルが「標的を絞った飢餓キャンペーン(作戦)」を実施し、ガザの子供たちの死を招いたとし、次のように非難した。

 

「イスラエルによる、パレスチナ人に対する意図的で標的を絞った飢餓キャンペーンは、大量虐殺的暴力の一形態であり、ガザ全域に飢餓をもたらしたと断言する」

 

 

さらに専門家らは、世界各国がこの惨事を回避するために、努力をしなかったと非難したという。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel war on Gaza live: UN experts blast Israeli ‘starvation campaign’(7/9)

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