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「ハマス」が人質4人の遺体を返還、イスラエル国内では複数のバスが爆発

「ハマス」が人質4人の遺体を返還、イスラエル国内では複数のバスが爆発
X_@NoaMagid

パレスチナ武装組織「ハマス」は2月20日、人質となっていた4人の遺体を、イスラエル側に引き渡した。

 

4人の遺体がイスラエル国内へ

 

「ハマス」は20日、ガザ地区で人質となり死亡した4人、84歳の男性、Oded Lifshitzさんと、32歳の女性、Shiri Bibasさん、そして彼女の2人の子供、ArielさんとKfirさん(4歳と生後9カ月)の遺体を赤十字の職員に引き渡した。

 

その後、4人の遺体はDNA検査と検死手続きのため、イスラエルのテルアビブにある法医学センターに到着したという。そして家族は、彼らの遺体を確認したそうだ。

 

「ハマス」側は、4人の人質を生かしておこうとしたが、イスラエル軍の攻撃により、彼らが死亡したと主張している。

 

ガザ地区北部で1人が射殺される

 

ガザ地区では、15台のトレーラーハウスとブルドーザーを積んだ5台のトラックが、エジプトからガザ地区へ運び込まれた。

 

トラックはガザ地区への入国が許可され、エジプトからガザ地区南部のラファにある検問所を通過したという。

 

 

一方、ガザ地区北部のガザ市東部にあるシュジャヤ地区では、イスラエル軍により1人のパレスチナ人の男性が射殺された。

 

イスラエル側は、「兵士に近づき、脅威を与えた人物が複数人いた」とし、「警告射撃後、1人に対し発砲した」と主張している。

 

テルアビブで3台のバスが爆発

 

イスラエル国内では20日、駐車場にあった3台のバスが次々と爆発し、現在捜査が行われているという。

 

爆発があったのはテルアビブ南部の町、バトヤムで、異なる場所に止めてあった3台のバスのうち最初の2台が数分以内に爆発、もう1台は約15分後に爆発したそうだ。

 

爆発は内部で起きていたため、爆破装置が仕掛けられていた可能性があり、当局は「テロ」との見方を強め、市内の駐車場にあるバスを点検しているという。

 

ただし当時バスには乗客はおらず、死者や負傷者は出ていない。

 

イスラエルのカッツ国防相は、今回のバスの爆発事件を受けて、軍に対し、ヨルダン川西岸地区での作戦強化を指示した。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Three buses explode near Tel Aviv in suspected ‘terror’ attack(2/20)

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