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「ガザ地区へ核兵器を落とすべきだ!」イスラエル大使館の職員殺害を受け米議員が主張

「ガザ地区へ核兵器を落とすべきだ!」イスラエル大使館の職員殺害を受け米議員が主張
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5月21日、アメリカのワシントンD.C.で、イスラエル大使館の職員2人が銃撃され死亡したが、その後共和党の議員が過激な主張を行った。

 

「日本には2度核兵器を投下した」

 

その事件が起きたのは、21日の夜、場所はワシントンD.C.にある「キャピタル・ユダヤ博物館」の外とされている。

 

当時、建物の中ではイベントが行われており、イスラエル大使館職員のヤロン・リシンスキーさん(30歳)とサラ・リン・ミルグリムさん(26歳)が建物から出た後、男から銃撃され、死亡した。

 

その後、この事件を受け、新しく選出された共和党のランディ・ファイン下院議員は、FOXニュースに出演し、「パレスチナの大義は邪悪なものだ」と主張し、次のように述べたという。

 

「第二次世界大戦中、我々はナチスと降伏交渉をしませんでした。日本とも降伏交渉をしませんでした。無条件降伏を得るために、我々は日本に2度核兵器を投下しました。ここでも同じことが求められます」

 

 

ファイン下院議員はトランプ氏の側近とされ、長年にわたり反パレスチナ発言を続けてきており、2021年にはパレスチナの子供の死体の写真が掲載された投稿に対し、「とてもよく眠れています!写真、ありがとう!」などとコメントしていたという。

 

容疑者が「パレスチナを解放せよ」と叫ぶ

 

この事件では、イリノイ州シカゴ出身の31歳の男、エリアス・ロドリゲス容疑者が逮捕されたという。

 

ロドリゲス容疑者は2人に対し、21発の銃弾を撃ち込み、殺害。拘束された時には、「パレスチナを解放せよ」と声を上げていたそうだ。

 

 

2人はイスラエル大使館職員で、婚約を控えており、当時はアメリカ・ユダヤ人委員会のユダヤ人会議に出席していたという。(了)

 

出典元:Aljazeera:LIVE: Israeli kills 80 in Gaza, aid remains insufficient, says UN(5/22)

出典元:ABC News:2 Israeli Embassy staffers killed in ‘act of terror’ in Washington, DC(5/23)

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