米連邦移民局の職員が、父親と1歳の娘にペッパースプレーを噴射

アメリカ・イリノイ州で、連邦移民局の職員による、横暴な振る舞いが撮影された。
スーパーの駐車場にいた家族
その様子が撮影されたのは11月8日、場所はシカゴの西に隣接する町、シセロとされている。
当時、ラファエル・ベラザさんは家族と車に乗り、会員制スーパー「サムズクラブ」の駐車場にいたという。
その時、連邦移民局の車が現われ、覆面をした職員が通り過ぎざま、ベラザさんの家族に向かって、至近距離からペッパースプレーを浴びせたそうだ。その様子がこちら。
An Illinois man says his 1-year-old daughter was pepper-sprayed by federal agents during an immigration raid near Chicago.
Cellphone video shows the moment Rafael Veraza says he and his family were pepper-sprayed on Saturday morning by Border Patrol agents in the parking lot of… pic.twitter.com/JwL601JSla
— ABC7 Eyewitness News (@ABC7) November 11, 2025
国土安全保障省は否定
この時、ベラザさんや1歳の娘さんも、ペッパースプレーを浴びたという。
ベラザさんは11月9日、記者団に対し「娘は目を開けようとしていました。呼吸に苦しんでいました」と説明した。
しかも当時、彼は連邦移民局に抗議活動もしておらず、クラクションを鳴らして周囲に警告することも、捜査の邪魔をすることもしていなかったという。
しかし信じがたいことに、国土安全保障省は、ベラザさんの証言をきっぱりと否定。トリシア・マクラフリン次官補は11月10日、声明で「サムズクラブの駐車場では、群衆の制圧や、ペッパースプレーの使用もなかった」と述べたそうだ。(了)
出典元:NBC:Dad says he and his toddler were pepper sprayed by federal immigration agents(11/11)


























