ロシア国防省、「スターリンク」への接続が切断されていることを認める

ウクライナを攻撃し続けているロシア軍は、衛星通信「スターリンク」に接続できていないことを認めた。
2週間、端末が稼働していない
ロシア国防省のAleksei Krivoruchko次官は2月17日、国営テレビに対して、「スターリンクの端末が2週間稼働していない」と認めた。
しかし同時に「敵の装備や人員への被害を客観的に監視したデータによって確認されているように、部隊や無人システムの強度や有効性には影響していない」と述べたという。
すでにウクライナ側は約2週間も前に、ロシア軍が「スペースX」社の「スターリンク」に接続できていないと発表しており、今回ロシア軍が正式に認めることになった。
ロシア軍のドローンの精度が向上
ウクライナ側は2月の初旬、ウクライナの国防相と「スターリンク」を運営する「スペースX」のイーロン・マスク氏との会談後、ロシア軍が使用していた「スターリンク」の端末が無効化されたと発表していた。
ロシア軍は、前線で部隊間の通信を維持するために、しばしば中央アジア経由でロシアに密輸された数千台の「スターリンク」の端末に頼るようになっていたという。
これによりロシア軍は軍用無線が不安定であったり、妨害を受けやすかったりする地域での移動や、ドローン攻撃を調整することが可能になったそうだ。
またロシア軍はドローンに「スターリンク」の端末を装備し始めており、精度が向上し、電子的にも妨害されにくくなっているという。
不正使用を阻止するための措置
しかしマスク氏は、ロシア軍による不正使用を阻止し、2月初旬には「X」において「ロシアによるスターリンクの無許可使用を阻止するために講じた措置が、功を奏したようだ」と投稿していた。
この接続停止が、どの程度戦場に影響を与えるのかは分かっていないが、その後ロシア軍は「スターリンク」に代わる代替手段を、急いで探していると報じられてきた。
またロシア人の戦争ブロガーであるユーリー・ポドリャカ氏は先日、SNSに「誰もが長い間恐れていたことが起きた。イーロン・マスクがスイッチを入れた。通信は大混乱だ」と投稿。
ロシアのTelegramチャンネル「Dva Mayora」も、「ロシア軍が使用していたスターリンク端末の無効化は、部隊の通信に悪影響を及ぼしている」と投稿していた。(了)
出典元:STRAITS TIMES:Russian official acknowledges Starlink systems down for two weeks(2/18)
出典元:The Guardiian:Russian military scrambles to find Starlink alternative after access blocked(2/9)

























