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米・イスラエルによるイラン攻撃で死者が500人以上、周辺国も被害に

米・イスラエルによるイラン攻撃で死者が500人以上、周辺国も被害に
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アメリカ軍とイスラエル軍は3月2日にも、イランへの大規模な攻撃を続け、周辺の少なくとも9カ国でも被害が確認されている。

 

イラン国内で555人が死亡

 

イスラエル軍とアメリカ軍の戦闘機や爆撃機は、イラン全土への新たな大規模攻撃を開始し、各地で被害が出ている。

 

アメリカ軍は2日、B-2ステルス爆撃機がイランの弾道ミサイル施設を、2000ポンド爆弾で攻撃したと発表。またアメリカのトランプ大統領は、イランの軍艦10隻が沈没し、イラン海軍の司令部が「ほぼ破壊された」と明らかにした。

 

イラン赤新月社(IRCS)は、2月28日以来、全国130以上の都市が攻撃を受け、これまでにイラン国内で555人が死亡したと発表した。

 

イスラエル軍は、3月2日の攻撃が、イラン政府の指揮統制センターと幹部を標的としたものだと述べているが、民間施設にも大きな被害が出ているようだ。

 

イランの国会議員によれば、イスラエル軍とアメリカ軍により、これまでに9つの病院が攻撃を受けたという。

 

その病院のうち5つはテヘラン市内、4つは他の都市にあるとし、テヘランにあるガンジー病院は完全に閉鎖され、患者は他の施設に移送されたそうだ。

 

あるテヘランの住民は、3月2日の攻撃がこれまでで最も激しく、ミサイルが市内全域に飛び交い、より無差別に感じられたと述べている。また彼は、病院や診療所も被害を受けたとし、「私たちはガザ地区のようになりつつある」と語ったという。

 

中東各地でイランの報復攻撃

 

一方、イラン側も報復として、イスラエルや中東各地のアメリカ軍基地、石油施設などにミサイルやドローン攻撃を行っており、イスラエル国内では、今までに11人の市民が死亡したと言われている。

 

 

クウェートのアメリカ大使館もドローンによる攻撃を受け、黒煙が立ち上り、警備員、救急車、消防車が多数配置された。またアメリカ軍のF-15E戦闘機3機が、誤ってクウェート軍の防空システムによって撃墜された。

 

SNSには1機が旋回しながら地上に落下し、黒煙を上げる動画も投稿されている。ただし戦闘機の乗組員6人全員は、無事に救助されたという。

 

 

アラブ首長国連邦のドバイとサムハ、そしてカタールの首都ドーハでも大きな爆発音が聞こえ、サウジアラビアでは、国内最大の製油所がドローン攻撃を受け、火災が発生。その後、施設は閉鎖されたそうだ。

 

 

オマーン湾では爆弾を搭載したドローン船が、石油タンカーを攻撃し、炎上。地中海のキプロスにあるイギリス軍の空軍基地も、イランのドローン攻撃を受けたが、被害は限定的で、死傷者は出ていない。

 

イスラエル軍がレバノンも攻撃

 

レバノンの親イラン武装組織「ヒズボラ」は、イランの最高指導者であるハメネイ師が殺害されたことを受け、報復を宣言。3月2日には、イスラエル北部のハイファにあるイスラエル軍の基地に対し、ミサイルと多数のドローンを発射した。

 

これに対し、イスラエル軍もレバノンの首都ベイルート周辺に、激しい攻撃を実施。レバノンの保健当局によれば、この攻撃で少なくとも52人が死亡し、150人以上が負傷したという。

 

 

トランプ大統領はCNNに対し、「今後、さらなる大規模な攻撃が行われる」と語ったが、3月2日の時点で、これまでにアメリカ兵6人の死亡が確認されている。(了)

 

出典元:The Guardian:US-Israel war on Iran dramatically expands across Middle East(3/2)

出典元:Aljazeera:Iran live news: Trump says war to last 4-5 weeks; Israel under fire(3/2)

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