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「王はいらない」全米で大規模な反トランプ・デモ、800万人が参加

「王はいらない」全米で大規模な反トランプ・デモ、800万人が参加
X_Brian Allen

トランプ政権に対する大規模な抗議デモ「No Kings(王はいらない)」が3月28日、全米各地の都市で行われた。

 

パリやロンドンでも群衆が集結

 

このデモの主催者によれば、全米で800万人以上が参加し、トランプ大統領が推し進める政策やイラン戦争、移民取り締まり、生活費の高騰などに抗議したという。

 

主催者側は「トランプは、暴君のように我々を支配しようとしている。しかしここはアメリカだ。権力は国民のものであり、王様気取りの連中や、その億万長者の取り巻きのものではない」と述べた。

 

「No Kings」のデモは3回目となるが、今回は終日、アメリカのほぼすべての主要都市、また全米各地の小都市や町で行われ、パリやロンドンでも、群衆が集結したという。

 

「トランプは狂っている」

 

首都・ワシントンD.C.のダウンタウンでは午後を通して、デモ隊が街路を埋め尽くし、大勢の人々が行進したという。

 

リンカーン記念堂の階段には抗議者たちが並び、ナショナル・モールは人々で埋め尽くされたそうだ。

 

今年の1月、2人の市民が移民執行官によって殺害されたミネソタ州でも、このデモが行われ、数千人がプラカードを掲げて街頭に繰り出し、州議会議事堂の外では、多くの著名な民主党員が演説を行った。

 

また歌手のブルース・スプリングスティーン氏もステージに上がり、移民取り締まりに反対する歌「ストリーツ・オブ・ミネアポリス」を披露したという。

 

 

ニューヨーク市のタイムズスクエアにも数千人が集まり、デモ参加者がマンハッタンのミッドタウン地区を行進。またこのデモには、俳優兼監督のロバート・デ・ニーロ氏も参加した。デ・ニーロ氏はBBCに対して、次のように語った。

 

「この男(トランプ氏)のせいで、事態は日を追うごとに悪化しているということに、多くの人が気づき始めていると思う。今や我々は戦争状態にある。次に彼がやることは、地上部隊を派遣することだろう。彼は狂っている。それだけだ。我々は彼、そして政権に立ち向かい、あらゆる手段を尽くして戦わなければならない。平和的に戦うしかない。抵抗しなければならない。他に選択肢はない」

 

ロサンゼルスでは逮捕者も

 

ニューヨーク市警察によると、昨年の10月に行われた「No Kings」抗議デモでは、市内の5つの行政区すべてで10万人以上が集まったという。

 

ただ今回のデモも、無事に終わったわけではない。国土安全保障省(DHS)によると、ロサンゼルスでは連邦法執行官への暴行容疑で、2人が逮捕されたという。

 

当時、連邦ビルを1000人のデモ参加者が取り囲み、国土安全保障省(DHS)の職員に物を投げつけた後、2人の警察官がブロックで殴打され、治療を受けているそうだ。

 

またロサンゼルス市内の別の場所では、ロサンゼルス市警察が、連邦刑務所付近で解散命令に従わなかったデモ参加者、複数人を逮捕している。(了)

 

出典元:BBC:No Kings protests draw large crowds to rally against Donald Trump(3/29)

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