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イギリスで最年少の宝くじ当選者の女性、その数奇な人生が話題に

イギリスで最年少の宝くじ当選者の女性、その数奇な人生が話題に
Pixabay

英国最年少で宝くじの当選者となった女性の数奇な人生が伝えられ、話題となっている。

 

16歳で2億円の大金を手に

 

英国最年少の宝くじ当選者として知られるのは、Callie Rogersさん(31)。

 

Rogersさんが宝くじに当選したのは2003年のこと。まだ彼女がわずか16歳のときだ。

 

その際の当選額は187万5000ポンド、日本円にしてなんと約2億6500万円の大金だった。

 

 

あっという間に1億円以上を浪費

 

しかし一夜にして億万長者となった16歳のRogersさんは、豊胸手術に1万8000ポンド(約253万円)、洋服に30万ポンド(約4222万円)、さらに50万ポンド(約7035万円)を友人や家族への贈り物などに投資。

 

あっという間に大金を使いこんでしまったそうだ。

 

この頃の自らについて、「私はただの子供でした」と振り返るRogersさん。

 

「16歳はただの子供ですが、一夜にして(大金を得ることで)大人と同じになったのです」

 

金目当てで集まる“友人”たち

 

彼女はその後、うつ病に陥り、自殺未遂まで犯すこととなる。さらにドラッグにも手を出し、25万ポンド(約3518万円)もの額をコカインに注ぎ込んだという。

 

それらの理由についてRogersさんは、人間不信に陥っていたと説明する。

 

「宝くじに当選して以降、それまで付き合いがなく、また現在も付き合いがない多くの人々が現れました」

 

現在のRogersさんは、このような人々の存在について、彼らが金目当てであったと考える。

 

しかし当時のRogersさんは、そのようなことには気づかなかったという。

 

その理由について彼女は、「その時には気付きません。なぜなら皆に好かれたいと考えてしまうからです」と説明している。

 

 

またそんなエピソードの一つとして、Rogersさんは引っ越してきたばかりの町での出来事について語る。

 

「突如として私は地元の有名人になりました。パブでは人々がまるで私の親友であるかのように寄ってきて、彼らのために飲み物を買わなければいけないような気がしました。私は誰を信じればよいのかわかりませんでした」

 

今も人間不信を抱える

 

それから15年の時を経、31歳になっても尚、この時の経験はRogersさんの心に傷を残しているようだ。

 

「31歳になっても、私は未だに人を信用することが出来ません」というRogersさん。

 

しかしそれでも以前と比較すると、ましにはなりつつあるようだ。

 

「私は人々を信じることが出来るようになりつつあります」と彼女は言う。

 

 

宝くじ購入者への年齢制限引き上げを求める

 

そんなRogersさんが望むのは、宝くじ購入者の年齢制限を引き上げることだ。

 

英国の宝くじは、現在のところ16歳以上であれば購入することが可能となっている。

 

しかしこれについてRogersさんは、「16歳はまだまだ子供であり、お金やお金がもたらすことの意味について理解していません」という。

 

さらに「当選した際にもう少し年を取っていれば、と思います」と話す。

 

「その額は非常に若い人にとって、大きすぎるものでした。(お金で)人生そのものは変わらないと言ったとしても、変わってしまうんです。そしてそれは(お金がない時よりも)必ずしも良いものではありません。それは私を破滅させかけましたが、ありがたいことに今の私は以前よりも強くなりました」

 

大金を一夜にして手に入れるというのは、夢のような話だ。だがそれが1人の人間の人生を狂わせもする、というのはなんとも皮肉な話である。(了)

 

出典:Daily MailBritain’s youngest lottery winner says she’s HAPPIER as a working mum since squandering her £2m fortune – after friends used her for money and she struggled to cope with the limelight as a 16-year-old(8/7)

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