一体誰が何のために?再び英国でミステリーサークルが次々と出現
再び、英国に突如として“ミステリーサークル”が出現し、謎を呼んでいる。
相次いで出現したミステリーサークル
正体不明のミステリーサークルが現れたのは、英国イングランド中央部に位置する丘陵地帯コッツウォルズ。
この一部であるウィルトシャー州ノーリッジ・ウッドには、先月末突如として不可解なミステリーサークルが出現。
さらにこの数週間後には、ノーリッジ・ウッドから110キロメートルほど離れたグロスタシャーにおいても、2つのミステリーサークルが発見される。
しかし誰が何の目的でこのようなものを描いたのかは、未だわかっていないようだ。
地元警察もツイッター上に“芸術か、器物損壊か、それとも何か異変が起きているというのか?”と投稿し、頭を悩ませている様子だ。
The RCT discovered this whilst out on patrol in the Cotswolds. Is it art, criminal damage or some stranger goings on? pic.twitter.com/V8RTZS0mCn
— Rural Crime Team – Gloucestershire Constabulary (@GlosPol_Rural) May 31, 2019
周辺地域では過去にもミステリーサークルが出現
一方、英国においてミステリーサークルが出現するのは今回が初めてのことではない。
英国においては1960年代から70年代にかけ、複数のミステリーサークルが出現。
世界中の超常現象研究者やUFO研究者らの注目を集めることとなった。
また近年においても、コッツウォルズ周辺ではミステリーサークルの出現が複数報告されている。
昨年には7月にウィルトシャー州の都市、スウィンドン近郊の村ブロード・ヒントンと、そこからほど近い丘ハックペン・ヒルにおいて、そして昨年8月にはノーリッジ・ウッドにおいてミステリーサークルが発見されている。
人為的なものと理解されている
このようなミステリーサークルは、かつては超常現象によるものと考えられていた一方、近年においては“芸術”の一形態として人の手によって生み出されていることが広く知られている。
ただ穀物をなぎ倒して作られるミステリーサークルに対しては、美しいものや尊ぶべきものを破壊する“ヴァンダリズム”であるとの批判も上がっているという。
英国に突如として現れたミステリーサークル。現在では人為的なものだと知られているとはいえど、誰が何の目的を持って制作したのかがわからないだけに、ミステリーサークルが多くの人の好奇心を惹き付けて止まないことだけは確かだ。(了)
出典:Wiltshire Times:Crop circle appears near Warminster(5/29)
出典:Gloucestershire Live:Police baffled by these mysterious ‘crop circles’ appearing in Gloucestershire field(6/1)
出典:Misterious Universe:Police Issue Warning After Crop Circles Appear in Rural England(6/5)