ナイジェリアの民家で警備用に飼われていたライオン、住民の要請で動物園へ移送
信じられないことにアフリカで家を守るためにライオンが飼われており、その後当局に引き取られ、動物園へ移送された。(アイキャッチはイメージです)
家を警備するために飼われていた
そのライオンが見つかったのは、ナイジェリア南西部の都市、ラゴスにある民家だという。
その民家では家を警備するためにライオンを飼育していたそうだ。
そして11月15日に、ラゴス州環境衛生局と特別犯罪チームが民家へ向かい、18日にライオンに鎮静剤を打ち、その後LekkiにあるBogije Omu動物園へ移送した。
Lion removed from house opposite school in Lagos https://t.co/sbf4YTU3gz
— BBC News (World) (@BBCWorld) November 18, 2019
地域の住民が嘆願書を提出
ライオンが飼育されていた家の反対側には学校があり、学校関係者は常に子供たちの安全に気をつけていたという。
このため地域の住民は、州の環境局に嘆願書を提出。それにより今回、州の環境衛生局などが出動し、移送することになった。
ライオンの飼い主は11月18日までに自ら出頭(または報告)せねばならず、さもなければ逮捕される恐れがあったため、ライオンの引き渡しに応じたようだ。
このライオンは2カ月前に、飼い主の家に運ばれたと見られている。
ナイジェリアでは主に2カ所で生息
MailOnlineによれば、ナイジェリアではライオンは主に2つの場所に生息しているという。
1つはYankari禁漁区でそこには約5頭が、もう1つはKainji 湖国立公園で約30頭のライオンが暮らしており、西アフリカ全体では合計で400頭しかいないと言われている。(了)
出典元:BBC:Lion removed from house opposite school in Lagos, Nigeria(11/18)
出典元:MailOnline:Lion used as a ‘guard-dog’ is removed from Nigeria apartment opposite a school(11/18)