ノルウェーで猛烈な風に煽られる客船、クルーが見事に船体を制御し接岸
ノルウェーの港で風に流されていく、大きな船の様子が撮影された。
突風に煽られ船体が傾く
その映像が撮影されたのは、ノルウェー北部にある港、「Bodo harbour」とされている。
1月21日、「MS Nordnorge」という船が埠頭に付けようとしていたという。
しかし激しい風に煽られ、船体は傾き、次第に岸壁に接近。しかし衝突することはなく、穏やかに接岸した。
これによる大きな損傷はなく、この様子は動画で撮影され多くの人にシェアされた。
風速30m以上の風が突然吹く
当時、風は風速30mから35mは出ていたと考えられ、船長は錨やスクリューを使って何とか船を制御し続けたそうだ。
このため岸壁にぶつかっても、大きな衝撃はなく、動画にも乗船していた人が、そのまま船の下をのぞき込んでいる様子が映っていた。
船長のTormond Karlsenさんによれば、港に入った時には非常に穏やかだったが、突然北西から強烈な突風が吹き荒れてきたという。
これと同様の動画がFacebookにも投稿されているようだが、そこには「とても有能なクルーだ」や「素晴らしい」「鳥肌が立ったよ」といったコメントが寄せられていたという。
この船は2016年に改装され、長さは123.3m。590人の乗客と32台の車を載せることができると言われている。(了)
出典元:MailOnline:Frightening moment cruise ship rocks violently and hits harbour wall as it docks in extreme weather conditions in Norway(1/29)