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マララさんがオックスフォード大の課程を修了、伝統の紙吹雪まみれの姿を披露

マララさんがオックスフォード大の課程を修了、伝統の紙吹雪まみれの姿を披露
Twitter/Malala

史上最年少の17歳でノーベル平和賞を受賞した、マララ・ユスフザイさんが、先日大学を卒業すると報告し、写真を投稿した。

 

紙吹雪まみれの姿を投稿

 

マララさんはイギリスのオックスフォード大学に通い、これまで「哲学」「政治学」「経済学」を学んできたという。

 

そして今回、それらの課程を全て修了し、学位を取得、卒業できることになったそうだ。

 

オックスフォード大学の卒業生には、試験の終了を祝うため「trashing(ゴミ)」と呼ばれる、フードファイトを行ったり、紙吹雪や紙テープを投げ合ったりする伝統の儀式があり、マララさんもそれに参加。

 

ツイッターにも、色とりどりの紙やテープなどにまみれた自身の姿を投稿した。またその後は、家族とともに大きなケーキで卒業を祝ったという。

 

タリバンに頭を撃たれるも奇跡的に助かる

 

マララさんにとって卒業は大きな喜びだったらしく、「今すぐにこの喜びや感謝の気持ちを表現するのは難しいです。(略)これから先のことは分かりません。今(したいのは)、ネットフリックスを見ること、そして読書や眠ることです」と語っている。

 

マララさんは2012年、母国のパキスタンにいた頃、子供や女性にも勉強をする権利があると訴え、学校に通い続けてきたが、女子生徒の勉強を禁止していたイスラム過激派組織「タリバン」に銃で頭を撃たれてしまう。当時彼女はまだ14歳だった。

 

しかしイギリスへ運ばれて手術を受け、奇跡的に回復した後はバーミンガムに移り住み、世界中の子供や女性が教育を受けられるよう運動を続け、2014年にインド人活動家カイラシュ・サトヤルティと共に、最年少でノーベル平和賞を受賞した。

 

オックスフォード大学を卒業したマララさん。今後はどのような活動を続けるのか、注目が集まるにちがいない。(了)

 

 

出典元:BBC:Malala Yousafzai celebrates graduating university with ‘trashing’(6/19)

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