氷山を登っていた冒険家が、海に飲み込まれそうになる動画に思わずヒヤリ
北極圏の海で、氷山に登ろうとした2人の男性が危うく命を落としそうになり、その映像が公開されている。
大きな氷山が回転し、海へ落下
その2人の男性とは、探検家のMike HornさんとFred Rouxさんだ。
彼らは先日、ノルウェーと北極点の間にあるスヴァールバル諸島付近を船で移動中、大きな氷山を発見したという。
そして氷山に登ろうとしたところ、大きな氷の固まりが回転し始め、2人は海へ落下。危うく氷山や海に飲まれそうになる。その時の映像がこちら。
30年間のキャリアをもつプロの冒険家
当時、この海域の水温はマイナス2℃。しかし幸運なことに、発生した波に押し流され、2人は氷山の下に落ち込むことはなかったそうだ。
氷山に登っていた男性の1人は、南アフリカ出身のMike Hornさん(54)で、彼は30年間もプロの冒険家として活動を続けてきたという。
実際に、Hornさんは以前もブラジルのアマゾン川を単独で泳いだり(場所や長さは不明)、2001年には他の乗り物に頼ることなく、1年間かけて赤道沿いに地球を一周したりしたそうだ。
そしてこれまでの冒険においても、常に適切なタイミングで適切な判断を下してきたため、わずかなアクシデントしか経験してこなかったとか。
そんなHornさんも、今回の事故については「ミスを犯してしまった」と反省しているという。(了)
出典元:MailOnline:Heart-stopping moment iceberg FLIPS upside down and hurls explorers into freezing Arctic waters(9/20)