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ベラルーシで行われている反政府デモ、警察が約400人も拘束

ベラルーシで行われている反政府デモ、警察が約400人も拘束
Twitter/Voices from Belarus/TUT.BY

東欧のベラルーシで日曜日にも反政府デモが行われたが、その際数多くの参加者が拘束された。

 

3カ月も続いている抗議デモ

 

ベラルーシでは、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領への抗議デモが11月8日にも行われたが、その際約400人が警察などに拘束されたという。

 

この抗議デモはベラルーシの国内各地で約3カ月も続いているが、これまでに数万人が拘束されたと言われている。

 

ルカシェンコ大統領はすでに20年以上もその地位にとどまり続けており、多くの市民らが8月に行われた大統領選挙のやり直しや、大統領の退陣を求め、毎週日曜日に抗議デモを続けてきた。

 

Twitterに投稿された動画を見る限り、8日に行われたデモ行進は平和的に見える。

 

オリンピック選手やミス・ベラルーシも拘束

 

地元メディアや人権グループ「Viasna」は、11月8日の抗議デモでは395人が逮捕されたと報道。このような拘束はベラルーシの各地で行われ、その大半は首都ミンスクで捕まえられたという。またAFPでは、8日に800人以上が拘束されたとも伝えている。

 


 

そして拘束された人の中には、オリンピックの十種競技の選手であるAndrei Kravchenkoさんや、2008年ミス・ベラルーシに選ばれたOlga Khizhinkovaさんも含まれているそうだ。

 

しかも拘束された女性などは、レイプされるなど激しい暴力を振るわれたケースも報告されている。

 

それでもデモ参加者は、8月の大統領選挙で不正があったと訴え、対立候補であったSvetlana Tikhanovskaya氏に大統領の椅子を譲るよう求め続けているという。(了)

 

出典元:euronews:Belarus detains at least 400 as anti-Lukashenko protests continue(11/8)

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