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ミャンマーのクーデターが、日本も関わった人工衛星に影響?その理由とは

ミャンマーのクーデターが、日本も関わった人工衛星に影響?その理由とは
flickr_SDASM Archives

日本とミャンマーとが共同で開発した人工衛星が、しばらく国際宇宙ステーション(ISS)内に留め置かれることになった。

 

北海道大学との共同プロジェクト

 

その人工衛星はミャンマーにとっては初めてのものとなり、今年の2月にNASAにより打ち上げられ、現在はISS内の日本実験棟「きぼう」内で保管されてきたという。

 

これは日本の北海道大学とミャンマー航空宇宙工学大学とが、共同プロジェクトで開発した人工衛星だ。

 

50kgある2つのマイクロ衛星で、農業や漁業をモニターするためにカメラが備えられているそうだ。

 

「軍事には関与しない」

 

しかし日本の人権団体や当局は、この人工衛星がクーデターを起こしたミャンマーの軍事政権によって、軍事利用されることを懸念。

 

先日、北海道大学とJAXAが議論を行った結果、この衛星を射出して軌道上に配置することなく、ISS内で保管し続けることを決定したという。

 

北海道大学の関係者は、この衛星が軍事用にデザインされていないとしつつも、REUTERSの取材に対して「私たちは軍事が必要としていることに関与はしません」と語ったという。

 

また別の関係者も、ミャンマー航空宇宙工学大学との契約では、この衛星を軍事用に使えないとする取り決めは明記されていないものの、データは日本の大学によって収集されるため、ミャンマーの軍事政権がデータを精査することはできないと語ったそうだ。

 

また大学側によれば、クーデター以来、ミャンマー航空宇宙工学大学とも連絡が取れていない状況にあるという。(了)

 

 

出典元:REUTERS:Exclusive: Myanmar’s first satellite held by Japan on space station after coup(3/12)

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