サッカー欧州選手権にパラグライダーが出現、「グリーンピース」による抗議活動
サッカー「EURO2020」のグランドに、国際環境NGOのパラグライダーが舞い降り、一時スタジアムが騒然となった。
観客席の上を飛行
6月15日の夜(現地時間)、ドイツのミュンヘンにあるスタジアム「Allianz Arena」では、「EURO2020(欧州選手権)」のフランス対ドイツの試合が行われようとしていたという。
その時、空からパラグライダーが現れ、観客席の上をスレスレに飛行し続けた。
やがてパラシュートはスタジアムに設置されたカメラのワイヤーに引っかかり、パラグライダーの男性はバランスを崩しながらもピッチの上に降り立った。
Can't believe I just caught this on video. Parachuted into the stadium, got caught in the spider cam and nearly crashed into the crowd. Hope he's ok! #GERFRA #EURO2020 pic.twitter.com/PJ49WYdFM9
— Max Merrill (@MaxMerrill_) June 15, 2021
OMG!!! Zum Glück ist nichts passiert… Schockstarre… pic.twitter.com/FYcZQFilT9
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) June 15, 2021
パラシュートに「フォルクス・ワーゲン」のロゴ
この男性は国際環境NGO「グリーンピース」の活動家で、着陸後は警備員によってピッチから退場させられたという。
男性は何かを抗議するつもりで、スタジアムに舞い降りたとされているが、何を主張しようとしていたのかは、明らかになっていない。
ただパラシュートには「石油を追い出せ!」の文字や、ドイツの自動車メーカー「フォルクス・ワーゲン」のロゴが描かれていたそうだ。
「フォルクス・ワーゲン」は「EURO2020」の主要なスポンサーの1つとされている。
この時の様子はテレビカメラでも撮影されたが、その後試合は予定通りに行われたという。(了)
出典元:METRO:France vs Germany: Greenpeace protestor nearly crashes into fans during Euro 2020 match(6/15)