クジラに飲み込まれた男性が奇跡の生還、驚きの恐怖体験とは?
アメリカで、ザトウクジラに飲み込まれそうになった男性のエピソードが注目を集めている。
海に潜った瞬間、飲み込まれる
その男性とは、マサチューセッツ州で暮らすMichael Packardさん(56)だ。
彼はプロビンスタウンの街で、もう40年間も海に潜ってロブスターを捕獲する仕事を続けてきたという。
しかし6月11日の午前、コッド岬(ケープ・コッド)の沖合でボートから海に飛び込んだ瞬間、突然ザトウクジラに飲み込まれてしまう。
NEARLY EATEN BY WHALE: Michael Packard just told us his incredible story. He says he was nearly swallowed by a humpback whale while lobster diving off the coast of Provincetown this morning. #NBC10Boston #NECN pic.twitter.com/9IE126H5rY
— Mike Manzoni NBC10 Boston (@MikeNBCBoston) June 11, 2021
自分が死ぬと思った
Packardさんによれば、海に入った時、突然大きな衝撃を覚え、目の前が真っ暗になったという。
当初はサメに襲われたと思ったが、歯がないことに気づいたそうだ。そして自分がクジラの口の中におり、飲み込まれそうになっていることに気づく。
Packardさんはその時「なんてこった!俺はクジラの口の中にいる」と思い、同時に自分が死ぬと考え、妻や子供のことに思いを巡らせたそうだ。
しかしその時、突然Packardさんは浮上。宙に投げ出され、海面に着水したそうだ。彼は信じられない思いで、ただ海面を漂っていたという。
その後、近くにいた釣りのチャーター船の船長に助けられ病院へ。Packardさんは足を骨折していると思っていたが、問題はなく、その日のうちに退院し、今では歩くこともできるとか。
Packardさんはクジラの中に30秒ほどいたと考えており、このエピソードはSNSでシェアされると、やがて拡散され、さまざまなメディアでも取り上げられた。(了)
出典元:CBS Boston:‘Oh My God, I’m In A Whale’s Mouth’: Lobster Diver Says He Was Nearly Swallowed By Whale Off Cape Cod(6/11)