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インドネシアが医療崩壊寸前、デルタ株で感染者が急増、人々が酸素を求める

インドネシアが医療崩壊寸前、デルタ株で感染者が急増、人々が酸素を求める
Twitter/Garry Lotulung

インドネシアで、インド由来のデルタ株に感染する人が増加し、現在医療崩壊の危機にあると言われている。

 

1日2万人の新規感染者、デルタ株の影響

 

赤十字によれば、インドネシアではここ数日、1日の新型コロナウイルス感染者が2万人以上を記録しているという。

 

この感染者の増加は、より感染力が強いインド由来のデルタ株の影響とみられ、イスラム教の断食月の後に、人々の移動が増加したことが原因と考えられている。

 

国際赤十字のインドネシア代表団のJan Gelfand団長は、次のように述べている。

 

「私たちは毎日、デルタ株によりインドネシアがCovid19によるカタストロフィーの淵に近づきつつあるのを、目の当たりにしています」

 

人々が家族のために酸素を求める

 

インドネシアの首都では、インドと同様に感染者が増えると同時に、酸素の値段が倍以上に値上がりし、6月29日にはすでにいくつかの業者が、不足していると報告している。

 

また感染者の増加により、ジャカルタにある病院でもベッドが埋まり、患者が入院できない事態になっているという。

 

そのため人々は、自宅にいる感染した家族のために、酸素ボンベを求めているそうだ。

 

しかし通常酸素ボンベの値段は66豪ドル(約5500円)だが、現在では185豪ドル(約1万5000円)にまで高騰。

 

ただし保健機関の職員は、病院での酸素の不足は一時的なものであり、流通上の問題が解決されつつあると述べている。

 

ワクチン接種も進まず

 

ジャカルタを含む、「レッドゾーン」に指定されたいくつかの地域の病院では、収容能力が限界を迎えており、6月27日の時点で、病院の隔離ベッドも93%が埋まっているという。

 

このように状況が悪化したのは、感染防止対策が緩んでいることや、インド由来のデルタ株によるものと考えられている。

 

インドネシアでは、ウイルス対策として大規模なワクチン接種が行われているが、1月以降、必要な2回の接種を受けたのは、対象となる1億8150万人のうち1330万人に過ぎない。(了)

 

出典元:ABC.net:Red Cross says Indonesia close to ‘catastrophe’ as COVID Delta variant causes case surge and oxygen shortage(6/30)

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