アメリカではUFOを開発中?円盤のような動画が投稿され、ネットがざわつく
アメリカの航空会社の実験施設で、円盤のようなものが運ばれている動画がネットに投稿され、注目を集めている。
ロッキード・マーチンの施設で撮影か
その動画をツイッターに投稿したのは、ユーザーのRuben Hofsさんだ。
映像を分析したHofsさんによれば、それが撮影された場所は、モハベ砂漠(カリフォルニア州など)にある、ロッキード・マーチン社の実験施設「Helendale Radar Cross Section Facility」だとみられるという。
そして動画には、平べったい黒いボディに円盤状をした飛行機とみられる物体が、トレーラーの荷台に乗せられ運ばれていく様子が映っていた。それがこちら。
The video: pic.twitter.com/Unhq9lsHwE
— Ruben Hofs (@rubenhofs) September 22, 2021
関係者はコメントを拒否
この動画は9月22日に投稿された後、ツイッターやTikTokでも拡散され、アメリカ軍がすでにUFOを開発しているのではないか、といった憶測も流れたという。
そして多くの人々が、この謎の物体の答えを求めていたそうだ。
しかしロッキード・マーチンの極秘開発部門である「先進開発計画(Skunk Works)」の所長・Jeff Babione氏は、メディアのインタビューでもこの映像の説明を求められたが、笑顔で「そのことについては話せません」と答え、コメントを拒否した。
Coincidentally, this morning I stumbled upon a very interesting tiktok video of an unknown shape on a flatbed trailer. The scaffolding in the background got my interest and this appears to be the Helendale Radar Cross Section Facility. Also, this does not seem to resemble the pic.twitter.com/Yo9WcKrDkQ
— Ruben Hofs (@rubenhofs) September 22, 2021
あるユーザーは「これは恐らく、形状や表面の素材のためのデモンストレーションモデルだ。おそらく機能的ではなく、最終的なデザインでもないでしょう。中央下の巨大な台座は、ステルス性能をテストするために固定される場所になるのでしょう」と述べている。
また別のユーザーは、このような厳重な施設の中で、どのようにしてこの動画が撮影されたのか、または動画を投稿して、世界に発信することに疑問を呈している。
「Skunk Works」は冷戦時代の1950年代に、アメリカ初のスパイ偵察機「U-2」を設計。その偵察機は高高度からソ連の動きを監視したという。(了)