ジョコビッチ選手、新型コロナの「薬」を開発している企業の株を80%取得していた!
先日、ワクチンを接種していないことなどから、オーストラリアでビザが取り消され、出国を余儀なくされたテニス界のスター、ノバク・ジョコビッチ選手。
実は彼が、新型コロナウイルスの「薬」を開発しているデンマークのバイオテクノロジー企業の株を、多く取得していることが明らかになった。
「薬」の開発を目指す企業
そのバイオ・テック企業とは「QuantBioRes」だ。ここでは現在、デンマーク、オーストラリア、スロベニアにおいて約11名の研究者が働いているという。
そして新型コロナのワクチンではなく、治療法を研究しており、「薬」の開発を目指しているそうだ。
ジョコビッチ選手は2020年6月に、この企業の株式の80%を取得していたことが明らかになった。
Happy New Year! Wishing you all health, love & joy in every moment & may you feel love & respect towards all beings on this wonderful planet.
I’ve spent fantastic quality time with loved ones over break & today I’m heading Down Under with an exemption permission. Let’s go 2022! pic.twitter.com/e688iSO2d4
— Novak Djokovic (@DjokerNole) January 4, 2022
「彼は反ワクチン派ではない」
「QuantBioRes」社の最高経営責任者であるIvan Loncarevic氏は、ジョコビッチ選手の投資について「ロイター」に対し「確認している」と語ったという。
またその後、Loncarevic氏は「フィナンシャル・タイムズ」に対しても、ジョコビッチ選手とは昨年の11月以来、話をしていないが、「彼は反ワクチン派ではない」と語ったそうだ。
「QuantBioRes」社のウェブサイトによると、2020年7月に新型コロナの「不活性化メカニズム」の開発を開始したという。
またLoncarevic氏は、現在同社では新型コロナウイルスが人間の細胞に感染するのを阻害するペプチドを開発しており、今夏にはイギリスで臨床試験を開始する予定だと述べている。
実はフランス政府は1月17日、スポーツイベントに参加・出場する全てのアスリートに、ワクチン接種を義務付けるという決断を下した。
このためジョコビッチ選手は、今年の5月にフランスで開催される「全仏オープン」にも出場できない可能性が出てきたという。(了)
出典元:The Guardian:Djokovic has 80% stake in biotech firm developing Covid drug(1/19)