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エミレーツ航空の元客室乗務員らが、会社から体重をチェックされていたと告白

エミレーツ航空の元客室乗務員らが、会社から体重をチェックされていたと告白
flickr_Roderick Eime

アラブ首長国連邦を拠点とする「エミレーツ航空」の元客室乗務員などが、ある告白を行い、物議をかもしている。

 

給料を減らされ、仕事を失うことも

 

数人の元客室乗務員らの告白によれば、彼女たちは会社から定期的に体重のチェックを受けていたという。

 

また2週間で余分な体重を減らすように言われ、失敗すれば給料を減らされることもあったそうだ

 

ある元客室乗務員も、体重が約67kgあった時、同僚により会社に密告されたと述べている。

 

このような告白について、「エミレーツ航空」側は、具体的な方針についてのコメントを拒否しているが、「心身ともに健康であることは、スタッフが安全に職務を遂行するために重要な要素である」と述べている。

 

「外見管理プログラム」に登録される

 

メディア「Insider」の記事によれば、客室乗務員などは「ウェイト・ポリス(体重警察)」に特定されるか、同僚に「密告」された場合、「外見管理プログラム」に登録される可能性があるという。

 

また「エミレーツ航空」に5年間勤務した元人事部のビジネスパートナーも、対象となった人は食事と運動の計画を与えられ、進捗状況を評価するために人事部と定期的に面談すると述べている。

 

しかも6カ月以内に制服のサイズが1つ上がると、航空会社から「体重が増えた」と特定されることもあるとか。

 

150人がプログラムに参加

 

10年以上、同航空会社に勤めた元マネージャーによると、2万5000人の客室乗務員のうち150人までがこのプログラムに参加していたという。

 

またこのプログラムによって、客室乗務員は飛行機から降ろされ、他の部署に配置転換される可能性があり、極端な場合は解雇されることもあるそうだ。

 

元客室乗務員のマヤ・ドゥカリックさんも、次のように語っている。

 

「まさにその時期に体重を減らさないと、職を失うこともあります。常に完璧でなければならないと思い、プレッシャーのストレスにさらされているのです」

 

他にも産休契約書には、従業員が復帰前に健康的なBMIを達成することなどを含め、イメージと「制服マニュアル」の基準を満たす必要があると記されているという(了)

 

出典元:METRO:Emirates cabin crew ‘monitored by weight police and punished for being too heavy’(1/24)

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