「デロリアン」が電気自動車になって甦る?ガルウィングは健在
1980年代のSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場する車「デロリアン」。この車が電気自動車として作られる可能性が出てきた。
新しいデザインになるかは不明
テキサス州の「DeLorean Motor Company」は、2022年に「デロリアン」を復活させる予定で、電動化の道を探っているという。
そして2月14日には、TwitterやYouTubeに新たな動画を投稿。そこにはガルウィングの「デロリアン」と思われる車体のシルエットが映し出された。
ただしこのバージョンが、まったく新しいデザインなのか、オリジナルの「DMC-12」のままなのか、は動画からは明らかになっていない。
いくつかのメディアは、新たな車も、有名なイタリアのデザイン会社「イタルデザイン」が手掛ける可能性があると示唆している。
テキサス州に拠点を置きサービスを提供
実は「デロリアン(DMC-12)」は「DeLorean Motor Company」によって1981年から作られたが、会社は1982年10月に倒産。それまで2年足らずで、約9000台の「デロリアン」が製造されたという。
現在の「DeLorean Motor Company」は、イギリス人エンジニアのStephen Wynne氏を通じて、1995年に会社名の権利を取得したという。
以来、アメリカのテキサス州に拠点を置き、スペアパーツの製作や修復など「デロリアン」に特化したサービスを提供してきたそうだ。
今回のソーシャルメディアへの投稿は、その名称がデロリアン「EVolved」になることを示唆しており、V6エンジンをバッテリーと電気モーターに置き換えることを暗示しているという。(了)
出典元:MailOnline:‘Great Scott!’ DeLorean to make a comeback THIS YEAR: Electric version of the 80s icon made famous by Back to the Future is teased in new short video(2/15)