ウクライナのハリコフで庁舎が大爆発、ロシア軍のミサイル攻撃で
ウクライナ北東部の都市、ハリコフで行政庁舎が攻撃を受け、大爆発を起こした。
ウクライナの外相も動画をシェア
現在、激しい戦闘が続くハリコフで、地方行政庁舎にロシア軍のミサイルと思われる攻撃が行われた。
その動画はツイッターに投稿されており、ウクライナのドミトリー・クレバ外相も、映像をシェアした。
クレバ外相はツイッターの中で次のように述べている。
「ロシアの野蛮なミサイル攻撃は、ハリコフの中心部の自由広場と住宅街に行われた。プーチンはウクライナを崩壊させることができない。彼は怒りからさらなる戦争犯罪を犯し、罪のない市民を殺害している」
その上でクレバ外相は、「世界はもっとできることがあるし、そうしなければならない。圧力を強め、ロシアを完全に孤立させるのだ」と呼び掛けた。
Barbaric Russian missile strikes on the central Freedom Square and residential districts of Kharkiv. Putin is unable to break Ukraine down. He commits more war crimes out of fury, murders innocent civilians. The world can and must do more. INCREASE PRESSURE, ISOLATE RUSSIA FULLY! pic.twitter.com/tN4VHF1A9n
— Dmytro Kuleba (@DmytroKuleba) March 1, 2022
「ウクライナ人に対する大量虐殺だ」
先日からハリコフではロシア軍との激しい戦闘が行われ、一時はロシア軍を撃退したとの報道もなされた。
しかし昨日から再び、ロシア軍の攻撃が激しさを増し、民間の住宅エリアなどにもミサイルや砲弾などが撃ち込まれている。
ハリコフ州知事のオレグ・シネグボフ氏も、ロシア軍のミサイル攻撃は、住宅地や地方行政庁舎など、ウクライナ第2の都市の中心部を攻撃したと語っている。
またロシアはハリコフにグラード(Grad:多連装ロケット砲か?)と巡航ミサイルを発射したが、都市の防衛は維持されているという。
その上でシネグボフ知事は「このような攻撃は、ウクライナ人に対する大量虐殺であり、民間人に対する戦争犯罪である」と述べている。(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest news: 70 Ukrainian soldiers killed in Okhtyrka, huge Russian army convoy nears Kyiv – live updates(3/1)