ウクライナ軍がロシア軍の将軍を殺害、北東部ハリコフの戦闘で
ウクライナへ侵攻しているロシア軍の将軍が、戦闘で死亡した。
第一副司令官の少将が死亡
ウクライナ国防省によれば、戦闘で死亡したのは、ロシア第41軍の第一副司令官のヴィタリー・ゲラシモフ少将だと考えられるという。
ウクライナ国防省は3月7日に、そのツイートを投稿し、ロシアの上級将校が北東部の都市、ハリコフで戦闘中に死亡したと述べた。
またニューズウィークによれば、ロシア軍・空挺師団の司令官であるアンドレイ・スホベツキー少将も、2月28日に戦闘で死亡したという。
スホベツキー少将はロシア軍の特殊部隊の司令官で、シリアにも従軍しており、今回ウクライナ軍のスナイパーに殺害されたと見られている。
! Ukrainian armed forces announced that they have killed maj. gen. Andrey Sukhovetskiy, a Spetsnaz commander and deputy chief of the 41 Army in Novosibirsk. This appears confirmed by a spokesperson of the Russian Paratroopers Union. If confirmed, major demotivator for RU.
— Christo Grozev (@christogrozev) March 3, 2022
Russian Major General Andrei Sukhovetsky, commander in chief of the 7th division of the Russian army, was killed by Ukrainian army snipers. Sukhovetsky participated in the Russian military operations in Syria and was responsible for the deaths of thousands of civilians in Syria. pic.twitter.com/tIdfLf2RPl
— Husam Hezaber (@HusamHezaber) March 4, 2022
ハリコフにある核研究施設が被害
また原子力機関によれば、ハリコフにある核研究施設の物理学研究所が、ロシア軍の砲撃により被害を受けたと報じられている。
この研究所では、放射性同位元素を生産し、研究開発に使用していたが、先日からロシア軍の攻撃を受けていると報じられてきた。
まだ被害の全貌は明らかになっておらず、施設の周辺では、放射線レベルの増加は検出されていない。
しかし、ウクライナの核施設では、すでに安全性を損なうエピソードがいくつかあるとされ、同機関は、紛争中における原子力の安全確保に取り組んでいるという。(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Zelenskiy says invasion is ‘nightmare’ for Russia; Moscow accused of ‘medieval’ tactics – live(3/7)