ウクライナ軍の爆発物処理班、水をかけながら手で爆弾の信管を取り除く【動画】
ウクライナの爆発物処理班が、ロシア軍の大きな爆弾を処理する、ドキドキするような動画が公開されている。
ロシア軍が投下した不発弾の処理
その動画は、ウクライナのメディア「NEXTA TV」によってシェアされたものだ。
動画には2人のウクライナの爆発物専門家が、ロシア軍の投下した大きな爆弾の処理を行っている様子が映っていた。
しかも彼らは、ボトルから水をかけながら、その場で爆弾の信管を抜いていったという。その様子がこちら。
Bomb defusing process pic.twitter.com/AZeMaesE6K
— NEXTA (@nexta_tv) March 9, 2022
「驚くような勇気だ」
実はロシア軍は、非常に大きな爆弾を町に投下しており、ツイッターにも様々な不発弾が残された様子が投稿されている。
Винищувач-бомбардувальник. ДСНС знайдено безліч авіабомб. Схоже на ОФЗАБ-500 https://t.co/l6U9maYoIo https://t.co/1SF94LeLz1 pic.twitter.com/PMpFt2u6D0
— Идзанаги 🇺🇦 🇰🇿 (@Idzanagi4) March 5, 2022
中東研究所のシニアフェローであるチャールズ・リスター氏は、この動画を共有し、次のようにコメントしている。
「このロシアが投下した爆弾は、ビルをぺしゃんこにしてしまうのに、ウクライナのEOD(爆発物処理班)らは両手と水のボトルで信管を取り除く。近くに砲弾が着弾する音が聞こえるのに。まさに驚くような勇気だ」(了)
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war latest news: ‘We are all dealing with a terrorist state,’ says Zelenskiy; Mariupol citizens without food, water or medical care(3/10)