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ウクライナの首都・キエフ、ロシア軍の総攻撃に備え準備を進める

ウクライナの首都・キエフ、ロシア軍の総攻撃に備え準備を進める
Twitter/Armed Forces

ロシア軍の攻撃が迫っているウクライナの首都・キエフでは現在、どのようになっているのだろうか?

 

ロ軍は包囲し、孤立させる狙いか

 

アメリカの民間企業「マクサール・テクノロジーズ社」が撮影した衛星画像では、ロシア軍の大規模な車列が首都に接近し、展開し続けていることが確認されている。

 

また衛星画像は、一部のロシア軍の部隊が周辺の町に配置されていることを明らかにした。

 

このことからロシア軍はキエフの包囲を試み、攻撃して孤立させる準備を進めているという。

 

塹壕を掘り、バリケードを設置

 

キエフの住民はロシア軍の総攻撃に備え、塹壕を掘り、バリケードを設置しているそうだ。

 

ウクライナ大統領顧問のミハイロ・ポドリャク氏も、次のようにツイートしている。

 

「キエフは、包囲されているが、街は戦う準備ができている。防御もよく考えられている。検問所にいる兵士も士気が高く、集中しており、プロフェッショナルだ。国の政治的なリーダーシップは、首都で、執務室でも完全に力を発揮している」

 

 

キエフ市長で、ボクシングの元ヘビー級チャンピオン、ビタリ・クリチコ氏も、首都には2週間分の必需品があると述べている。

 

キエフにはまだ200万人が残っており、女性は兵士への食糧を作り、医師なども避難せずに病院に残り、ボランティアが避難できない高齢者に食料や薬を配っているという。

 

ロシア軍を撃破する映像もSNSに

 

一方で、SNSにはウクライナ軍が、ロシア軍を撃退する動画なども複数投稿されている。

 

下の動画が撮影された場所や日時は明らかになっていないが、ロシア軍の戦車をウクライナ兵が待ち伏せし、攻撃する様子。ロシア軍の車両が道を大きく外れ、逃走する様子が映っている。

 

 

またこちらはドローンとみられる攻撃で、ロシア軍の車両や指揮所、ロケット砲などが爆発する様子。

 

下は最前線で戦う、ウクライナ兵士に様子。

 

 

ロシア軍は数日前からキエフに近づいているという情報があるが、その一方である部隊は進軍の停滞を余儀なくされているとの情報も出ている。(了)

 

出典元:METRO:Kyiv gets set for all-out Russian attack as 35 dead in strike near Poland border(3/13)

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