バルカン半島のノストラダムスと呼ばれた女性、「ウラジーミルが世界の支配者」と予言
さまざまな出来事を的中させてきたブルガリア人の女性が、以前ロシアに関することを予言していたという。
盲目の預言者、1996年に亡くなる
その女性とは、ババ・ヴァンガ(Baba Vanga)さん。彼女は盲目の預言者で、すでに1996年に亡くなっている。
しかし彼女を崇拝する人によれば、これまでヴァンガさんは「アメリカ同時多発テロ」や「ブレグジット(イギリスのEU離脱)」、「ISIS(イスラム国)の台頭」などを予言してきたという。
このため「バルカン半島のノストラダムス」とまで呼ばれていたそうだ。そして過去には「ウラジーミルが世界の支配者になる」と予言していたと言われている。
予言の的中率は85%
ある調査によれば、ヴァンガさんの予言の的中率は85%と高く、第二次世界大戦後、東欧やソ連の指導者たちは、ババ・ヴァンガさんの言葉を「神のお告げ」と信じ、助言を求めてきたという。
そして今回、ロシアがウクライナへ侵攻することになり、再び彼女の過去の予言が明るみになったそうだ。ヴァンガさんは生前、ロシアの作家、ヴァレンティン・シドロフ氏に次のように語ったという。
「すべては氷のように解け、ただ1つ、ウラジーミルの栄光、ロシアの栄光だけが手つかずのまま残るでしょう。すべてはロシアによって道から取り除かれ、保たれるだけでなく、世界の支配者になるのです」
原発事故、ダイアナ妃の死、ソ連崩壊…
ヴァンガさんは、ブルガリアの小さな山村で人生の大半を過ごした後、1996年に85歳でこの世を去った。
彼女は1989年、「アメリカの兄弟たちは鋼鉄の鳥に襲われて倒れるだろう…そして罪のない血が噴き出すだろう」と予言していたそうだ。
これは2001年の「米同時多発テロ」において、2機の旅客機が世界貿易センタービルに突っ込んだことを予言したものと考えられている。
またヴァンガさんは、1986年のチェルノブイリ原発事故、1997年のダイアナ妃の死、ソビエト連邦の崩壊なども予言してきたという。(了)
出典元:METRO:Blind mystic Baba Vanga ‘predicted’ man named Vladimir would be ‘Lord of the World’(3/28)