イギリス王室のメンバー、ウクライナ難民のため密かに支援か
イギリス王室が、ウクライナから避難してきた人々のため、密かに支援していたと、複数のメディアが報じている。
「支援への努力は隠しておきたい」
イギリス王室の関係者によれば、王室のメンバーはウクライナでの悲劇的な出来事に心を動かされ、「自分たちにできることをしよう」と誓っているという。
また王室は多額の現金寄付も行っているが、支援への努力は隠しておきたいと主張しているそうだ。
現在、イギリス政府の計画では、ウクライナから約5万4000人の難民が到着しているという。
そして王室は政治家、ビジネスリーダー、その他大勢のイギリス人とともに、ロシアの侵略から必死に逃れているウクライナの人々に、住居を提供することを申し出ている。
ただ関係者は、王室のメンバーが様々な計画に取り組んでいるとしつつも、難民を住居に受け入れる計画については詳しく述べなかったという。
女王が青と黄色の服を着る
エリザベス女王自身も先日、ウクライナ国旗の黄色と青色の服を着て支援を表明し、またウィンザー城にも同じ2色の花を注文したと言われている。
The Queen, accompanied by The Earl of Wessex, has officially opened the Elizabeth Line – a new railway line that has been named in her honour.
— The Royal Family (@RoyalFamily) May 17, 2022
キャサリン妃も先日、夫のウィリアム王子と共に、ロンドンにあるウクライナ文化センターを訪れて話を聞いた際に、涙をこらえている様子で、その後「私たちは皆、あなた方(ウクライナ人)の味方です」と述べたという。
またウィリアム王子とキャサリン妃は、服にウクライナの国旗の青と黄色をあしらったピンをつけていたそうだ。
さらにヘンリー王子と妻のメーガン・マークルさんも、先月に行われた「インヴィクタス・ゲーム」の開会式でウクライナチームの勇敢さに賛辞を送っている。(了)
※インヴィクタス・ゲームとは、 負傷軍人などのための国際スポーツ大会のこと。
出典元:MailOnline:Her Majesty’s secret service: Queen and the Royal Family have secretly opened their doors to Ukrainian refugees fleeing their homeland(5/21)
出典元:LBC:Royal family secretly ‘open up their homes’ to Ukrainian refugees fleeing Putin’s troops(5/21)