米プロゴルフ、選手がクラブを放り出したほどのミスショットがホールインワンに
PGAツアー「ロケットモーゲージ・クラシック」の第1ラウンドで、とても意外なホールインワンがあった。打った選手本人がミスショットだと信じ、ふてくされたようにクラブを放り出してしまうのだが、その球が見事にグリーンに乗り、一直線に転がってカップに入ってしまうのだ。
「恥ずかしい」ほどのダメショットが
アメリカ・ミシガン州にあるデトロイト・ゴルフクラブで行われた「ロケットモーゲージ・クラシック」の第1ラウンド。前半の9ホールを1アンダーで終えたマーク・ハバード選手(33才)は、後半最初の10番ホールでパーを取り、11番ホール(216ヤード パー3)のティーショットに臨んだ。
そのティーショット、打ったはいいが、彼に言わせると「恥ずかしい」ほどの酷いショット。ところが、それがグリーンに落ち、4回ほどバウンドしてホールに向けて転がり、結局、カップの縁を1回転してから落ちた。
PGAツアーのツイッターアカウントに動画が投稿されている。飛球を追っていると見逃してしまうが、ハバード選手は打った後、クラブを芝の上に放り投げ、うつむいている。
I hate it
I hate it
I hate it
I LOVE IT@HomelessHubbs drops it in for an ace 🎯 pic.twitter.com/Hu1dCFnEPP— PGA TOUR (@PGATOUR) July 28, 2022
海外メディアによれば、彼は打った瞬間に「右に行きすぎた」と思ったそうだ。それでクラブを投げてしまったわけだが、実際は右にも左にも曲がらず、グリーンに向かって真っ直ぐ飛んだ。
また、彼は意外なホールインワンを素直に喜んでおり、試合後にはそれをジョークにして周囲を笑わせていたそうだ。
変わったパッティングスタイルでも知られる
ハバード選手は、その風変わりなパッティングスタイルでも、いっとき話題になったことがある。右手の小指を鉤型に曲げて、シャフトの先端に引っ掛けるようにして打つのだ。昨年のPGAツアー「ザ・アメリカンエクスプレス」で披露した時の姿が、ツイッターに投稿されている。
Well, this is a new one. 🤷♂️#QuickHits pic.twitter.com/5Ufc6mb0F4
— PGA TOUR (@PGATOUR) January 22, 2021
いつもこのスタイルでパッティングするわけではないが、1.5メートル以内のパットだと「オートマチックに決まる」のだそう。(了)
出典元:UPI:Golfer Hubbard angered by tee shot, sinks hole-in-one(7/29)
出典元:CBS Colorado:Coloradan Mark Hubbard surprises himself, hits hole-in-one on PGA Tour(7/28)
出典元:PGATour.com:Mark Hubbard explains ‘embarrassing’ hole-in-one at Rocket Mortgage Classic(7/28)