チェチェンの指導者、ラムザン・カディロフ氏「無期限休暇を取る」と発表
チェチェン共和国の指導者が、「無期限休暇を取る」と発表し、動画を投稿している。
「時が来たと考えている」
チェチェン共和国の指導者、ラムザン・カディロフ氏(45)は自ら私兵部隊を率い、ウクライナ侵攻でも重要な役割を果たしてきたと考えられている。
しかしカディロフ氏は先日、自らのテレグラム・チャンネルに動画を投稿。「無期限かつ長期的な」休養を取る予定だとし、次のように述べたという。
「私は長い間、この地位(指導者)に留まってきたことに気づいた。(権力から離れる)時が来たと考えている」
もっともこの言葉が何を意味しているのか、は明らかになっていない。
カディロフ氏はウクライナでの戦争において、プーチン大統領から働きが認められ、中将に昇格させられたとも伝えられている。
ただチェチェンの部隊が投入されていると思われるウクライナ南東部での戦況は、すでに長い間膠着状態が続いており、ロシア側も新たな領土を確保できていない。
Is Kadyrov resigning or is this some weird Kadyrovism?
He says he’s just realised he’s led Chechnya for 15 years, & guests are best loved when they leave on time ‘so I think my time has come too (chuckle) before they kick me out’
Maybe he just wants everyone to beg him to stay pic.twitter.com/Vqb54RhsAv
— Sarah Rainsford (@sarahrainsford) September 3, 2022
再び主要電源を喪失
一方、ウクライナ南部のザポリージャ原発は、再び主要電源を喪失し、現在は予備電源で稼働している。
国際原子力機関(IAEA)の声明によれば、ザポリージャ原子力発電所は、最後に残った主要な外部電源との接続を再び失ったが、同施設は予備電源を通じて送電網への電力供給を続けているという。
またラファエル・マリアーノ・グロッシ事務局長が9月2日に到着してから、IAEAの職員はウクライナの上級スタッフから、原発の4番目の稼働中の750キロボルト(kV)の電力ラインが停止し、他の3本は紛争によって失われたと聞かされたそうだ。
このことは、「IAEAザポリージャ支援・援助団(ISAMZ)」が原発に派遣されてから48時間以内に知らされたという。(了)
#Zaporizhzhya NPP again lost connection to its last remaining main external power line but plant continues to supply electricity to grid thru reserve line, IAEA was told at site today, less than 48h after @RafaelMGrossi established presence of IAEA at site https://t.co/poctRjHtpk pic.twitter.com/F6wgbtDqTr
— IAEA – International Atomic Energy Agency (@iaeaorg) September 3, 2022
出典元:The Guardian:Russia-Ukraine war: Zaporizhzhia plant again loses last main power line; public bids farewell to Gorbachev at funeral – as it happened(9/3)